■人騒がせな「熊手」。(なぜか試聴できます)。
わたしの好きなジャズのレコード・レーベルは「ブルーノート」と「プレスティッジ」です。
「ブルーノート」の素晴らしいところは入念にアレンジとリハーサルを重ねて,慎重に作品を作り上げるところです。対して「プレスティッジ」はスタジオに入ったらすぐに録音,一丁上がりという感じで,これはこれで瞬間芸術のジャズをうまく表わしていると思います。
「ブルーノート」の入念な造り込みは,特にアルバム一曲目の慎重な選曲と考え抜かれたイントロに表れます。
それはもう事件か何かが起こりそうな予感がします。このイントロ一発で名盤が保証されている,
なんて作品もあると思います。
それで今日は,事件が起きそうなイントロの作品2枚をご紹介です。
ソニー・クラークの「ダイアル・S・フォー・ソニー」とディジー・リースの「スター・ブライト」です。
まあ,聴いてみてください。(画像をクリックすると再生します)。
何か良からぬ事件が起きそうでしょ!?
このドラチックなイントロがアルバム全体の価値を高めていると言っても過言ではありません。
ところで,この2曲目「The Rake」ですが,英語の意味が分からないので,調べるてみると・・・
今,何かと話題の,
「熊手」
でした。
そう言えば農機具の「熊手」のことを「レーキ」とも言いますよね。
農機具じゃないけど最近の「熊手」って高いようですね。政治家も大変だあ。