■血液と腸の大切な関係。
おはようございます。 天候,少し安定しているようですね。
このような日が続くことを願っています。
ところで,最近,小腸,大腸の反射区に反応が強く出る方がいらっしゃいます。
話をお聞きすると,多くの方は冷え症で,お腹にカイロを貼るなど工夫をしている方もおられます。便秘になったり,その逆になったりすると腸の存在感を強く感じますが,腸は「血液の質」に大きく関係しています。
簡単な例でお話しすると,糖分を多く採り過ぎると,やがて血糖値が高くなり,糖尿病になります。血液と腸の関係は深く,血液は骨髄ではなく腸で作られているという学説があるほどです。
健康雑誌「健やかに」2013年3月号には,
「キレイな血液は、サラサラと流れて全身を巡り、栄養や酸素を届けます。しかし、汚れた血液はスムーズに流れず、全身の細胞は酸素や栄養が不足しがちに。そうなると体によくないことが生じます。そのひとつは、免疫力の低下。風邪をひきやすくなるなど、病気になりやすい体になるのです。
また、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病も、その大きな原因は、サラサラと流れない汚れた血液。「血液の質は腸でつくられる」ともいわれます。腸の状態がよければキレイな血液が、悪ければ汚い血液がつくられるのです。
腸をキレイにし、キレイな血液を全身に巡らせることが健康の秘訣。便秘などの腸の不調は、全身の不調の元となります」。
「そんな腸の動きをコントロールしているのが自律神経です。手や足などは脳の指令を受けて動いていますが、呼吸や血液循環、消化吸収などは、自律神経によって機能をコントロールされています。つまり、脳と同じくらい自律神経は大切な役割をしているのです。
自律神経は交感神経と副交感神経の2つに大別され、この2つがバランスよく働くことで、自律神経の調和が保たれます。この調和が乱れると、自律神経の支配下にある腸の動きも乱れます。すると、便秘などの腸トラブルも起きやすくなるのです」。