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[2017.05.06]
■★試聴できます★ 焼き鳥「一平」の会長,石塚さん・・・。
おはようございます。 
 
連休はいかがお過ごしでしょうか。 
 
 
やっと記事にする気分になれましたので。 
 
焼き鳥の「一平」の会長,石塚さんが亡くなられましたね。 
 
室蘭民報の記事に詳しく書かれています。


膵臓がん,69歳,早すぎます。 
 
石塚さんは宮腰屋珈琲のカフェ「MUTEKIROU」のオーナーでもありました。  
また有名なジャズミュージシャンを呼んで10回に渡り行なわれた「室蘭ジャズクルーズ」の実行委員長でもありました。 
 
一度,石塚さんと食事を共にさせていただく機会がありましたが,ジャズ・クルーズの話,ファンの熱心さが嵩じて,引退状態だった伝説のジャズ・ピアニスト,テディ・ウィルソンを室蘭に呼んで丸井さん(中央町)でライブをしたこと,そのときの秘蔵音源を聴かせてもらう,など,ジャズファンとしては夢のようなひと時でした。 
 
その時,お店は貸し切り状態でしたので,高級オーディオの超弩級システムで,わたしの好きなロイ・ヘインズ,ソニー・クラーク,グラント・グリーンなどを大きな音でかけていただきました。 
 
そして話はエリック・ドルフィー(ジャズのサックス・フルート奏者)に及びました。 
 
「伊藤さん,ドルフィー聴かないの?」 
 
「恥ずかしながら,どこが良いのか分からなくて・・・。『アウト・トゥ・ランチ』しか持っていません」 
 
「あぁ,あれは最後に聴いたほうがいいよ!まずはフルートから聴くんだね。そしたらバスクラの凄さが見えてくるよ。病みつきになったら,彼の音源,全部コレクションしたくなるよ」 
 
わたしがドルフィーのファンでないことを残念がりながらも熱くドルフィーのことを語っておられました。 
 
そうか,フルートからか・・・と聴き始めて,こんなに聴くことになりました。 
 
 
石塚さんが残した,カフェ「MUTEKIROU」の壁にはドルフィーの言葉が刻まれています。 
 
 
「音楽というのは一度奏でられると、空気の中に消えてゆき、二度と取り戻すことはできない」−エリック・ドルフィー  
空中に消えていくもののために尽力された石塚さん,わたしにドルフィーの素晴らしさを教えてくれた石塚さんのことをわたしは忘れません。 
 
彼のフルートの名演を。 
 
 
そしてドルフィー最後のコンサートで上の名言が語られます。 
 
 
 
おいしいコーヒーを飲みに「MUTEKIROU」に行きたくなりました。 
 
 

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中国足心道足揉み伊達療術院
中国足心道足揉み伊達療術院

わたしのプロフィールです。

↓↓ 

昭和40年,豊浦に生まれる。

幼少時代を大滝,伊達,室蘭で過ごす。

神奈川,札幌で,印刷,デザイン関係の仕事に従事。

平成13年,健康の大切さに目覚め,中国足心道療術院会員となる。

その後,マレーシアにて3年間居住,マッサージの修行。

帰国後,再び当地に開院。

 

唯一無二の趣味は音楽。

2011年,知る人ぞ知る(知らない人はだ~れも知らない)夭逝のジャズ・ピアニスト,ソニー・クラークの完全コレクションを達成する。

 

上の写真はソニー・クラークの歴史的な名盤「クール・ストラッティン」(1958年)。

ジャズ喫茶華やかかりし頃,このレコードが掛からない日はなかったことでしょう。

「クール・ストラッティン」とは英語で「気取って歩く」,「軽やかに歩く」と言う意味があります。

皆様がこの女性のように町を軽やかに歩けることを願いつつ,わたしは一生懸命皆様の足を今日も揉み続けます。

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