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[2017.09.14]
■スズメのぴーちゃん,とうとうお別れの時が・・・。
おはようございます。 
 
きょうは久々にからっと晴れていますね! 
 
出かける前に洗車をしよう。 
 
 
ところで一昨日(9月12日),12歳のぴーちゃんと,とうとうお別れの時が来てしまいました。 
 
そのご報告を。 


今週に入って,ちょっと大丈夫かな?という日が続いていました。 
 
生まれた直後,巣から落ちた時に負った足の障害のため,姿勢を保つことができなくなっていました。 
 
夜,巣の掃除をするときに籠から出すのですが,亡くなる前の晩も,もう羽根がボロボロで,飛べないに関わらず,わたしから妻の手に懸命に飛び移ろうと愛嬌を振りまいていました。 
 
最期の晩は手の中でほとんど寝ていましたが,好物のチーズを細かくしたもの(数ミリ)は美味しそうに食べていました。 
 
先週あたりから止まり木には止まれなくなり,後期高齢者特別待遇で設置した「床暖」の上でいつもまったりしていました。 
 
一昨日の朝,明らかに様子がおかしく。 
 
朝から,手で抱っこしてあげてもずっと寝ています。 
 
そしてどんどん呼吸の回数が少なくなっていきました。 
 
「ピピッ」と小さく鳴きました。 
 
水を数滴飲み干しました。 
 
最期は妻の手の中で,呼吸を一回一回丁寧に,でも必死にして,最期の一度の呼吸を終え,同時に心臓の鼓動も止まりました。 
 
その丁寧な呼吸の仕方が,まるで,ぴーちゃんが我が家に来た日,必死にえさをねだる姿に似ていました。 
 
ぴーちゃんは家に来た日から今日息を引き取るまで,まるで「生きたい!」ということを全身で体現しているようでした。 
 
ぴーちゃんが我が家に来た日の写真です。 
 
 
そして2日後・・・。 
 
 
9歳の頃。この頃がぴーちゃんらしさを保てていた最後の時期かも。 
 
 
 
この頃から羽毛の生え変わりの周期が遅くなり,減っていきました。 
 
下の写真は先月(8月)末のものです。 
 
 
すっかり「ボロスズメ」になりましたが,まだまだ甘えて遊んでほしい顔でこっちを見ています。 
 
 
掲載するか迷ったのですが,ぴーちゃんは狭いところに入り込むのが好きだったので,簡易の棺を作りました。 
 
 
ボロボロだった羽根は名誉のため隠してあげました。(死体を見るのが不快な方ごめんなさい)。 
 
勝手にこういうところに入り込むのが好きだったので,今にでも元気に飛び出てきて肩にでも止まりそうです。 
 
ぴーちゃんの「技」として,決して人の手の中でフンをしない,ということがありました。この机の上に置いてあげるとフンをしたり,フンがしたくなると手をつついてきて,降ろすとフンをすることも多々。 
 
最期の晩も手の中で寝ていましたが,フンは体をずらして,手の外にしていました。 
 
威厳があり,マナーも身についていた,と思いたいです。わたしたちに対する精一杯の感謝だったのかも。 
 
2005年5月26日,まだ目の開いていない状態でわたしの目の前に巣から落ちてきて,12年と4か月弱,ぴーちゃんは我が家のアイドルであり,わたしたちにたくさんの笑顔を提供してくれました。 
 
考えてみると,ぴーちゃん,亡くなる前の晩から相当調子が悪かったんだと思います。 
 
でもがんばって夜を生き抜き,朝,家族3人にそれぞれお別れをして,最期は一番世話をした妻の手の中で,うちに来た時のような仕草を何度かして,亡くなりました。しかもそれは朝起きて数時間の出来事。わたしたちに看病もろくにさせず。医療費もかけさせず。わたしの仕事をキャンセルさせることもなく。すべてをわきまえていたようです。 
 
2017年9月12日9時12分,ぴーちゃんは死んでしまいました。 
 
もう声は届きませんが「ぴーちゃん,うちに来てくれて本当にありがとう!」と言いたいです。 
 
最期に一曲。 
 
ブルックナーの交響曲第7番第2楽章です。 
 
この曲はブルックナーが,尊敬していたワーグナーの死を悼んで書いた曲です。 
 
 
 
我が家に来てくださった皆様,これまでぴーちゃんをかわいがってくださり,ありがとうございました。 
 
 

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▼コメント(4)
名前:足揉み  2017.09.17 19:09:01
再び,ありがとうございます。  
ご友人,根本原因にもう一歩というところまで来た実感があります!  
てんこさんの発熱はやはり「好転反応」だったのでしょうね!  
今後ともよろしくお願いします。 
名前:足揉み  2017.09.17 19:06:56
てんこさん。  
ありがとうございます。  
棺の中のぴーちゃんは,何か風格を感じさせますね。  
わたしたちも他の鳥たちも元気を取り戻しつつあります。 
名前:てんこ  2017.09.17 18:52:32
P.S.  
 
遅くなりましたが、^^;  
友人は身体が楽になったと  
とても喜んでいましたよー。  
私もあの発熱を境に、  
何だか体調が良くなっています。^^  
でも、骨自体(頚椎)は別みたいで  
今週は整形を受診してきます。  
名前:てんこ  2017.09.17 18:48:17
こんばんは。  
 
ぴーちゃん、  
お空に旅立ったのですね。  
辛さから開放されて、  
今頃は元気に飛び回っているかな?  
 
足揉みさんと奥様の愛情を  
一杯受けたぴーちゃんは幸せです。!  
そして、とても賢いぴーちゃん。  
安らかに眠ってね。  
 
昨年旅立った  
我が家のにゃんの事を思い出し、  
ぴーちゃんの最後の様子が  
何となく目に浮かんできました。  
棺の中のぴーちゃんはきれいです。  
 
言葉ではペットですが、家族ですよね。  
 
お2人とも元気出して下さいね。  
 
 
 
 
 
 
 
 

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中国足心道足揉み伊達療術院
中国足心道足揉み伊達療術院

わたしのプロフィールです。

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昭和40年,豊浦に生まれる。

幼少時代を大滝,伊達,室蘭で過ごす。

神奈川,札幌で,印刷,デザイン関係の仕事に従事。

平成13年,健康の大切さに目覚め,中国足心道療術院会員となる。

その後,マレーシアにて3年間居住,マッサージの修行。

帰国後,再び当地に開院。

 

唯一無二の趣味は音楽。

2011年,知る人ぞ知る(知らない人はだ~れも知らない)夭逝のジャズ・ピアニスト,ソニー・クラークの完全コレクションを達成する。

 

上の写真はソニー・クラークの歴史的な名盤「クール・ストラッティン」(1958年)。

ジャズ喫茶華やかかりし頃,このレコードが掛からない日はなかったことでしょう。

「クール・ストラッティン」とは英語で「気取って歩く」,「軽やかに歩く」と言う意味があります。

皆様がこの女性のように町を軽やかに歩けることを願いつつ,わたしは一生懸命皆様の足を今日も揉み続けます。

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