[2013.04.25]
昨年6月に入社された女性スタッフの1人がすごい快挙を成し遂げました。
4月衣替え時期に限りご利用されるお客様へクリーニングとは別に主力商品をご案内する加工成績。その女性が主力3品目すべてトップでした。
我々のおすすめ1番は何と言っても”撥水加工”です。
次に、”汗とりドライ”
3つめが、”バイオ洗浄”
どれも意欲的な結果でした。
クリーニングの加工は、こちらから案内をしていかないとお客様からすればおそらく忘れやすい内容となります。
そうなんです。我々からすれば日常当たり前の業界用語であっても、お客様はそのような用語をご都合よく振り返るライフスタイルなど、ほぼないに近いはずです。
仮に用語がわかっていても値の内容までとなるとさらに難しくなります。
つまりこちらからすれば、「しつこいのでは・・」と自虐的になることでも、実は思ったほどのしつこさでないことがほとんどです。
何回かに1回はお断りされるので、ちょっとだけマイナス思考にも陥りやすいのですが、知らないものを積極的にご案内することは大切です。
あのイチロー選手も打率4割は、まずあり得ません(笑)
仮に、値のない商品を売りつけるのは当然やってはいけないことです。
極端ですが、ただ値を伝えるだけが目的です。結果は後からついてくるだけです。
今日の工場チーフ会議では、「人を育てるメリットとは・・・?」をみんなで話し合いました。
あえて私からの答えを用意せずのムチャブリだったのですが、とても良い意見が5人のチーフから出てくれたことに満足です。
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[2013.04.23]
おかげさまでポカポカ陽気にも恵まれ、商況が昨日と今日でピークが続いています。朝早くからけっこう両手が塞がっている状態で、そんな時に限って携帯がよく鳴ります。1人の先輩からの電話で、「渡したいものがある」とのこと・・・。お昼前にわざわざ届けに来てくれました。「自分用に買ったけど、サイズが合わなかった。だからよければ使って!」
まてよ・・先輩、明らかに格好良いサングラスをたくさん持っていたはず。しかもセンスが良いのばかり。
だから最初から自分用で買ったかどうかが謎なんです。でも照れ隠しにしてもお礼に頂くほどのことを私が過去に何かしてあげた功績がまるでありません。
まあ~日頃からとても親しくさせてもらっているので、あまり深く考えずご厚意には遠慮なく、そして素直に「ありがとうございます!!」ですね。
さっそく連休明けの飲み会を約束した次第です。
6月チラシの制作に煮詰まっています。つぶやきです。
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[2013.04.22]
伊達ハーフマラソン、何とか無事に完走できました。
スタートダッシュにすべてをかけていたわけではないのですが、それでもすごいハイペース集団に入ってしまい空中分解寸前。
記憶が正確ではないですが、2キロ地点で8分少々。
5キロで21分後半だったと思う。
6キロ過ぎても呼吸の苦しさはいっこうに治まる気配なし。
10キロ46分40秒。
私にとっては超のつくハイペース。そしてあの11キロからの急坂。実はこのあたりでもっとも恐れていた左膝の違和感が・・・。
いや傷みと言っても良いぐらいの状況でした。やはり何が何でも完走だけはしたい。かと言ってダラダラ走って追い抜かれる連続も認めたくない。急場凌ぎで走りながら右足に重心を置くステップに意識しつつ、やや左膝の傷みは治まりつつ、いやまた傷みがの一進一退。
15キロあたりから冷たい風が気になりだし、また目標にしていた目の前のランナーからどんどん後退していく展開。ストレスはやや極限に近いかも?
17キロから、いよいよスムーズに足が上がらなくなり、走るバランスがもうメチャクチャ。でも歩くのだけは絶対に認めたくない。歩く為に寒い真冬から走り込んできた訳ではない。足が上がらなければ、思いっきり手を振れば良いかも?と直感的な行動でその場を凌ぐ連続。でも相変わらずゴールだけは遠く感じる。
21キロ、ゴール寸前に次男が掛け声をかけて応援してくれたみたいですが、イマイチその声を聞き取れませんでした。おそらくかなり疲労していたせいもあるのでしょう。
自己ベストを更新できたことにはとても満足していますが、これまでのようなタイム短縮ではなかったので、どこか練習成果の限界を感じ始めています。
支えて頂いた関係者の方々すべてに感謝申し上げます。
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[2013.04.21]
(昨年の伊達ハーフマラソン)
今日は伊達ハーフマラソン開催です。大会関係者の方々にたいへんお世話になります。この地元大会、41歳ではじめてランナーとして5キロに挑戦。
その後42,43歳でハーフ2回を完走、今日の出場は4度目になります。
しかーーーーし、実は34歳の時、はじめて伊達青年会議所メンバーの一人として、駐車場係を担当しました。
その後、6年間ずうーーっと駐車場誘導をやり遂げました^^;
(皆勤賞です^^)
つまり私にとって今日の伊達ハーフは、駐車場係も含めると・・・
ジャーン、10周年達成!!
って言うかそんなことよりも、最初の頃はとにかく面倒な雰囲気アリアリで、嫌々手伝っていた自分が懐かしい。
そんな興味ゼロの伊達ハーフから、一変してどこでどう自分にとってかけがえのない、貴重なものに変わってしまったのか?
お手伝いでは、駐車場誘導を終えると、次はランナーが通るコースの警護係です。
あの時、警護をしながらただジーーーッとマラソンランナーを見つめることがなければ、100%自分もやってみようとは、1ミリも思いませんでした。
本日もとりあえず、やれるところまでやってきます。
う~ん、緊張しています。
11キロ過ぎの急坂が鬼門です。
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[2013.04.20]
”EM消臭”です。価格は、500CCで、525円(税込み)。
EM消臭については、伊達クリーニングでは、平成16年より全国組織“EMクリーニング研究会”に加盟。研究会からのノウハウとEM菌の技術を活かし、EM活性液を培養できるまでになりました。
活性液のほとんどは、クリーニング洗濯中、及び加工的として併用し、クリーニングした後も持続的に消臭力を保てる点に大きなメリットがあります。また工場から排水される水質検査もすべて安全基準を満たしています。
このように、EM技術の特長は「環境・健康・安全・洗浄力・コスト」といった幅広い角度でお客様サービスへ提供できる点にあります。
私のひらめきも単純なのですが、手作りのEM活性液をもっともっとお客様に知ってもらいたいと思いEM消臭として販売するまでになりました。
販売する直前に、社員みんなにサンプル品を使ってもらい率直な感想を提出してもらいました。
以下です。
「1番効果を感じたのが、生ゴミ用バケツで本当に生ゴミ臭さが消えていました。部屋の空気が変わった気がします。臭いも気にならない。排水溝、トイレに使用し、すぐに臭いが消えた。」
「運転席のいろいろな臭いがなくなった。ファブリーズの効果と変わらないぐらい効果はあった。犬の臭いとり、トイレ掃除、部屋のたばこ臭さ、これらすべてが解消。料金も安い。排水溝や車内など、スッキリした感じがします。」
「雑巾の臭いがなくなったのに驚いた。他の部分でも、ぬめり汚れがスッキリした。冷蔵庫内のキムチ臭がなくなり、効果が大きいと思います。台所排水溝、ゴミ残物でぬめりが着きにくく、臭いもないので安心して使用しました。」
「窓ふき・鏡は良いと思いました。市販消臭スプレーは香りでごまかされている気がします。EM消臭は無臭なので、消臭効果は本当だと思いました。犬用のマットや雑巾、特に雑巾は今まで2度洗いしていましたが、まったく臭わなくなりました。」
(噴霧されるスプレー容器は販売しておりません。)
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[2013.04.19]
私なりに大切な一冊の本に出会うことができました。たった2000円前後の投資で、自分のこれからの時間軸に大きな影響を与える価値へ換算すると、本そのものをもっともっと読まなくては、と感じます。
中には当然、ハズレもあります。ただこればかりは「事故をおこしたくないので、車そのものを運転しない」論理と一緒で、必ず行動と失敗の関係だけは切っても切れない夫婦みたいなものです。
私はどちらかと言えば業績向上よりも社員への協力性について、エネルギーを使っています。たくさんの業種・産業に似ている点は多いと思うのですが、クリーニング業ほど、自分と同じぐらい他人や周囲のことに、日々至る所に気を配らなければならない仕事はそうそうないように思います。
受付窓口が複数あり、また受付時間によってもスタッフは交替制になります。無事に受付を通過したと思ったら今度は工場です。工場への伝達も速やかであれば良いのですが、工場内全体での連携プレーも求められます。最後はお渡し、お返しまで気を抜くことができません。
一つのご来店、一つの衣類、一つの作業、一つのお届け。一つ一つ多くの積み重ねだからこそ、自分一人だけの力ではどうにもこうにもうまくはいきません。次の人が困らないように、次の人がわかるように、次の人が今の失敗をいかす為に、この”次”がどうなるのかを辛坊強くどこまでイメージできるかどうかにかかっています。
それができてこそ、はじめて”一致結束”という言葉を使えるような気がします。成長のプロセスを理解するために、それぞれの成長のレベルにいる人のパラダイムを見ていけばとてもわかりやすい。
七つの習慣、人生の扉を開く・・より
成長の連続体において”依存状態”にいる人は、「あなた」というパラダイムを持っている。「あなた」が私の世話をする。「あなた」が結果を出してくれる。「あなた」がやってくれないとだめだ。結果が出ないのは「あなた」のせいだ、ということである。
”自立”は「私」というパラダイムである。「私」はできる。「私」の責任だ。「私」が結果を出す。「私」は選択することができる。
そして”相互依存”は「私たち」というパラダイムである。「私たち」はできる。「私たち」は協力する。「私たち」が才能と能力を合わせれば、もっと素晴らしい結果を出すことができる、ということである。依存している人は、欲しい結果を得るために他人に頼らなければならない。自立している人は、自分の努力によって欲しい結果を得ることができる。そして相互依存をしている人々は、自分の努力と他人の努力を引き合わせて最大の成果を出すのである。
相互依存、自分と異質なものを組み合わせ、さらに高度な概念へ進むプロセスのことのようです。お互いが良くなる為にどうするべきか、またお互いを理解し合えるにはどうするべきか。
この春、社員の一致結束を果たしている場面が多かった気がします。売上や儲け話よりも、その値の大きさに感心しています。
(わたし・・・です^^;)
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[2013.04.17]
家庭でも職場でも、組織としての捉え方がとても似ているように思う。社会人としての第一歩を踏み出す上でも家庭内での生活習慣は、想像以上に分岐点が大きい。
では「生活習慣を見直す・・」と単純に、躾や叱りだけで好転するほど問題解決はそんなに易しくはないはずです。どのように組織内での注意や叱り、怒りの表現のクオリティーを高くすべきか、私なりにポイントを置いています。
「組織の中の抱える基礎的な問題の1つは、人は他人の決めたことに対しては決意しないということ。」
それを心から受け入れることはどうしてもできないとという前提が存在します。怒りや恐怖心、または数字的な圧力、さらに高額報酬というニンジンをちらつかせる・・人をこちらの思いどおりに行動させようとしても、短期的にはうまくいっても、長期的な結果にはほど遠い。
おもしろいコラムを見つけたのでご紹介。
「怒るときのグレード10か条」
1)感情的にならない。
2)相手の言い分を聞く。話し合う姿勢。
3)くどくどと長時間をかけて怒らない。
4)こちらの都合だけで怒らない。
5)複数の人が一緒になって怒らない。
6)誰かと比べて怒らない。
7)怒る内容が、日替わりにならない。
8)全人格を否定する言葉や相手を叩きのめす言葉で怒らない。
9)今怒っている内容に付け加え、昔のことまで引っ張り出して怒るのは最低モード。
10)愛情のない怒りは意味なし。
実は、私なりに・・・・注意しなければ。
あともう一つだけ付け加えたい。
11)怒った後のフォローも大切にする。
原則、パワーゲームではないこと、そして自分のプライドはまったく関係ないこと、願わくば相手を信用しているかどうか、それらを通過できればあとは相手にどうすればうまく伝わるかだけの考え方であることに気づかされます。
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[2013.04.14]
くどいようですが次の日曜日は、伊達ハーフマラソンの本番です。もしかすると今の私は、そのことで頭が一杯かもしれない。もちろん本業の衣替え時期もピークなので、それはそれでキッチリ頭を切り換えているつもりです。
今日は日曜日ですが、朝早くから工場の機械メンテ。9時には終わり、すぐに真っ直ぐ今度は室蘭中島のお店へのぼりのポールを3本修理。今しかできないことは今にやるべきと自分には言い聞かせているつもりです。
さすがに3月で44という年齢に達し、21キロ(およそ伊達→室蘭間)を走りきるという本番だけは、内面にいつも不安を抱えます。ここ1年ぐらいはとくに問題なく走り続けられたのに、前回の練習ジョグではまた左膝の痛みを感じて、無理せず8キロでストップしました。膝が痛みだすと、途中で少し歩いたぐらいでは絶対に回復しません。完全なリタイヤを受け入れる時があるとすれば、それはそれでショックが大きいと思います。
ただ今のところ、年齢とは反比例するようにタイムだけは順調に縮めてこれています。でも逆に言うと、マラソンをはじめたばかりの私がいかに低レベルの不健康なただおっさんだったかとも言えます。でもマラソンのおもしろさは、マラソンだけで終わらない部分に大きな魅力を感じています。その波及効果、広がる魅力については話が飛躍するので、ここでは割愛します。
昨年の1175キロ走破を一度リセットし、スタートした今シーズン。
1月、87キロ
2月、76キロ
3月、103キロ
本番前の4月は今日の段階で、75.5キロ。明らかに昨年の走破ペースを上回る真面目な前半戦に自分でも感心しています。
大会直前の練習コースは、風のメモリーではありません。練習では坂道と12キロのコラボを一つの目安にしています。坂道では、聖ヶ岡病院を過ぎて東小学校の前を過ぎると、あとは弄月館の前を通り、太陽の園の入り口まで、およそ4キロは上り続けます。そして呼吸はあり得ないぐらいマックスに追い込まれます。
太ももがセメントのように固まった感覚で、坂の上から折り返し、東小学校まで戻ってくる間が8キロ、そこから今度は清住の方まで、養護学校、リハビリセンター、また太陽の園方面への坂を短いですがもう一度上がります。もう足がガクガク・プルプルのところから、もうひと搾り筋肉に鬼の指令を下します。歩道を走れば安全ですが、やはり一般道路の方は明らかに走りやすいです。それだけ車への注意力だけは余計な疲労感です。走りながらのお洒落な音楽もそういった道路事情から使うことがありません。
自宅近く、丁度12キロを少し過ぎたあたりでストップ。時間は1時間7分。今日は、天気予報で早い時間からの雨に備え、お昼の12時過ぎにスタートしました。でも片道の終盤でポツリポツリと降り出した雨は、次第に強い雨足となり、もう後半の距離では開き直りのビチャビチャ状態。先週の水曜日か木曜日も、みぞれ混じりの寒い日だったし、なかなか向かい風の強い日が多く4月の練習モードは気まぐれな空が続く気がしてなりません。
そんなイレギュラーなコースコンディションでも、精神的な免疫を付けておくほうが何かとベスト。何とか今日は予定の12キロを走り切れました。すぐに膝への冷水とシップとサポーターで様子見です。いや、普段であれば明らかに天気が悪い=お休み・・であっても、今だけはそれを許すわけにはいかないと言った方が正解です。
もう次の木曜日からは、本番3日前なので、体を一度スイッチオフにする予定です。疲労感をキッチリ抜けきり、その前の最終的な体力増強となると、もう残る日数はあとほんの僅かです。
「やれるべきことはやれたのだろうか?」
大会本番がどういう結果であろうと、大会そのものが存在してくれるおかげで日々のモチベーションを保つことができています。1キロ1キロを楽しみながら、21キロのゴールを目指したいです。元気でないより元気な方が良いです。ベストでないよりベストの方が良い。
ただそれだけ・・・
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[2013.04.13]
ドライクリーニングのドライについては、そもそも水を使わず、油溶剤で洗濯するという意味から、水の反対の”ドライ”となっています。フランス人のジョン・ジョリが、こぼしたランプの油(カンフェン)がテーブルクロスの模様を消すことを偶然発見したことが始まりとされ、日本では白洋舎が初めて行ったとされています。
ドライクリーニングの洗濯目的は、衣類の原型を保ち、寸法の収縮を抑え、また色合いの変化も安全に洗えることです。さらに、アイロンを使った仕上げの作業性がとても効率的になるので、安価なクリーニング全体を実現できます。
但し、汚れ落ちは油成分が良く落ちますが、汗などの水溶性には不向きと言えますし、溶剤の乾燥不十分などにも要注意です。そのようなデメリットを解消する意味でも、当社では“汗とりドライ”を広くご案内させてもらっています。
さて、本ブログで過去に何度か紹介させてもらいましたが、ドライクリーニングの生命線、技術力は、洗濯中の汚れたドライ溶剤を瞬時にろ過(蒸留)する”カートリッジフィルターの善し悪し”となります。
ドライクリーニングの方法は、家庭洗濯とは大きく違い、まずススギ工程がありません。ススギに近いことはできますが、原則、毎回毎回、工業用排水・下水などに捨てることができません。ドライ機器の循環中に、高性能なフィルターを通し、瞬時に溶剤の汚れを吸収し、さらにろ過クリーンを果たした溶剤だけ、再度ドラム内へ送り込みます。これらを運転中、何度も繰り返すことで、ススギ工程のいらないドライクリーニングを実現できます。
究極のリサイクルクリーニングと言えますし、またドライクリーニング技術となると、それらカートリッジフィルターの管理方法だと言えます。長持ちさせればコストダウンになりますが、やはり寿命を超えてまで使用すると、ろ過する力は日に日に低下していきます。当社の洗う運転回数や入庫点数から、およそ寿命は2~4ヶ月ぐらいの間で入念なチェックを繰り返します。
寿命の判断材料は、経過日数、運転回数、ソープセンサーの値、フィルターにかかる圧力、被洗物の総合点数、洗濯後の衣類風合い・・・こまかく言えば、他にもまだあります。逆に、このような大切な材料を軽視し、目視や感覚だけで交換するかどうか?を決めているとしたら、あまりプロとしては誉められることではありません。
(脱色のひどい喪服でしたが、まずは丸洗いをしてから色掛けに入ります。)
工場内は、お客様から見えない部分が多いので、こればかりはどのように表現すべきかはいつも戸惑うことですが、私個人のモットーとしては、いつ、突然、お客様や保健所から、「オタクのドライ溶剤を検査させて下さい!」と指摘を受けても自信をもって対応できるぐらい、クリーンな管理でいるつもりです。
(エリが綺麗になった状態からの色掛けなので、染料の入り方が違います。)
”正直とか誠実とか”、時間はかかるかもしれないですが、私にとって唯一の近道であると思います。
スティーブン・コビィー氏「主体性とはよく聞く言葉だが、人間として自分の人生に対する責任をとるということである。私たちの行動は周りの状況からではなく、私たち自身の選択によって決まるのだ。私たちは感情を価値観に従わせることができる。そして物事を成し遂げる率先力を発揮する責任を負っているのだ。」
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[2013.04.11]
伊達ハーフマラソン本番まで最近の調整は、太陽の園までの坂道が多いです。片道25分間ぐらいひたすら坂を駆け上がります。体力、心肺、集中力、どれも中途半端な調整では、納得いく力強い走りにはならないと思います。
やっぱりベストでないよりベストの方が良いですよね~♪
日々、順調であれば願ったり叶ったりですが、やはり順調なことばかりはそう続きません。加えて気持ちや体全体に負荷のかかるストレスは避けて通れません。
ではトラブルへの考え方ですが、後ろ向きよりも前向きになる方が、結果の善し悪しは天と地ほどの差になります。
私にとって、クリーニングの仕事は「とにかく楽しいものだ」と言い切れます。楽しいと言っても快楽とか儲け話のような意味ではありません。やりがいや苦楽を乗り越えるスピリット、様々なことにアンテナを効かしバランス重視で課題を見つけていきます。課題があると問題解決力に繋がります。社員の指導にも探求心を怠らず、成長や育成に真からの喜びを感じます。
要するに、ものごとの運・不運とか雨が降ろうが槍が降ろうが、様々な変化・トラブル・問題など最終的には自分の内面次第でどうにでも変わっていくことを原理原則と捉えています。
原理原則とは、揺るぎようのない道標であり、どんなに辛かろうが、苦しかろうが、醜かろうが、原則だけは例えようのないぐらい強固な現実世界のようなものです。生のあるものは、必ず死があり、水は上から下へ流れます。表があればウラがあり、季節は春がくれば、夏がきてやがて冬がきます。太陽があってこその地球であり、足し算引き算ができなければ、掛け算割り算には進めません。
人間の成長過程には然るべき順序とプロセスがあります。子どもはまず寝返りを覚え、座り、這うことを学んでから、はじめて歩いたり走ったりすることができるようになります。各段階ともそれぞれ大切であり、またそれぞれに時間がかかる。どの段階も飛ばすことはできない。長期にわたってごまかすことはできない。
七つの習慣、著者スティーブン・コビィー氏からの挨拶文にこう記されています。
「原則だけは自明的な自然の法則といえます。変化したりなくなったりすることはありません。戦略は変わりますが、原則は変わりません。仕事は変わりますが、原則は変わりません。生活の役割は変わりますが、原則は変わりません。経済事情は変わりますが、原則は変わりません。常に真北を指すコンパスと同じように、周りの状況がどう変わろうと、原則が我々の生活に安定した変わらざる方向性を与えてくれます。」
人は誰でも自分自身のことが大切なはずです。でも自分のことだけを考えても思ったようにはいかないはずです。自分のことと同じぐらい、周りの人のことを考えていける人こそ、あるべき正しい人格者ではないでしょうか。でも「言うは易く行うは難し」、努力に近道が存在しないのもまた原理原則。
春の衣替えもいよいよ後半戦に入ります。
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