■1000回も続けた理由
8年前に現役を引退し、暫くは外国に住もうと考えていた。 ところが、それがひょんなことから、夏の間は伊達市に滞在するようになった。
そして、色々な人達と出会うことになった。
東京の殺伐とした人間関係に飽き飽きしていた私には、それは大変に驚きであると同時に、魅力的でさえあった。
Rさん、Kさん、Tさん、Sさん、Iさんなど数え上げたらきりがない。みんな個性的で魅力のある人達である。
そんな中にYさんがいた。
農家Sさんのレタス畑
彼は東京から移住したということもあり、気が合った。
そして彼の運営するインターネット関連企業のアップデートに、私のブログを公開するように依頼されたのである。
それ以前から、私は東京の友人達に伊達市の魅力を個人的にブログ風に書いて、写真付きメールで送信していたので、それをYさんに送信し、それを「むしゃなび」に公開するという方法をお願いしていた。
トーヤレイクヒルGC
それがある時から、『むしゃなびへのアップの方法を教えますから、自分でやってもらえませんか?』と連絡して来た。
それ以来、アップは自分でやるようになり、写真も5枚に増やし、文章も読み易いようにスタイルを変えた。
自分でやり出すと、これがなんだか義務感を伴うような気がして来て、余程のことが無い限り、週末と休日を除いて毎日のように公開するようになってしまった。
引退して仕事から解放されたと思ったのに、こんなことが今の私の仕事になってしまったのである。
羊蹄山
(おまけの話)
以前は「おまけの話」は、たまにしか書いていなかった。
ところが、色々な人から『おまけの話が一番面白い』と言われてしまい、毎回のようにおまけの話を付けるようになってしまった。
ところが、これが意外と難しい。
本文に関係するような面白い話というのはそうそうは無い。
だから、時々、同じ話が重複して登場することがあると思っている。
洞爺湖の夕暮れ
今回のブログが1000回目となる。
こうやって1000回も続けて来たのは、なんだったんだろうと考えた。
自分でもよく判らないが、これが私の生きた証しなのかもしれない。
一番最初の記念すべきブログを開いてみた。
それは2005年6月23日で、そのタイトルは「伊達一番の忙しい人がやって来た」というもので、あのRさんが登場していた。
カルチャーセンター城壁
この先、どのくらい続けられるか分からないが、健康な限りは続けたいと願っている。