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[2020.08.24]
■平均寿命と平均余命 
少し前に難病のALSの女性患者から懇願されて薬物を投与して、嘱託殺人容疑で2人の医師が逮捕された事件があった。 
 
これは軽々しくコメントを述べる立場に無いが、「もし自分が患者だったら」と考えると自ずと結論が出る。なぜなら私は「日本尊厳死協会」のメンバーになって長いからである。 
 
        今年は日本中で花火大会が中止となった。 


今まで(8月21日現在)までに、新型コロナウィルスで亡くなった人は1157人である。最初に死者が出てから約6ヶ月なので、1か月あたりの死者数は19.3人である。1日あたりにすると、0.4人の計算となる。 
 
一方で日本人が色々な理由で1年間に亡くなる人数は、2019年では137万6000人で、1日あたり3770人となる。 
 
 
 
こんなどうでもいいような数字を調べたのは、新型コロナウィルスを騒ぎ過ぎると感じたからだ。 
データは少し古いが、以下に2018年に日本人の病気で亡くなった原因を並べてみた。 
 
  原因        死者数         1日あたり 
1位 癌         37万3547人        1023人 
2位 心疾患     20万8210人          570人  
3位 老衰       10万9606人         300人 
 
 
 
4位 脳血管疾患   10万8165人         296人 
5位 肺炎       9万4654人         259人 
 
驚くのは病気以外の原因で、交通事故で亡くなる人は年間4596人、転んだりして亡くなる人は年間9645人、インフルエンザをこじらせて亡くなる人は年間約1万人以上、餅を喉に詰まらせて死ぬ人は年間4000人もいるのである。 
 
 
 
この数字を見て驚いたのは、転んで亡くなった人が交通事故の2倍もいたことだ。私も歩いている時に、道路の低い段差で躓いて転びそうになったことが何回かある。 
 
また朝、ズボンを履く時に上手くズボンに足が入らず、転びそうになる。老人は転んで大腿骨を骨折し、寝た切りになり、そしてボケる。 
気を付けよう。 
 
 
 
さて、やっと表題の「平均寿命」に到達した。 
日本人の2020年の男性の平均寿命は「81.41歳」、 女性は「87.45歳」である。 
 
しかし割合に勘違いしているのは、「平均寿命」とは、現在の0歳時における平均余命のことで、その人の年齢によって違う。 
 
 
 
その人の年齢による「あと何年生きられるか?」という寿命は、「平均余命」というそうだ。ネットで生保のデータを調べたら、私はまだ9.5年も残っていた。 
 
長過ぎるなー。飽きるなー。女房に嫌われるなー。 
私のオヤジは56歳で、アチラへ逝った。周りからとても惜しがられた。 
私の場合は「ホッとされるか」、「喜ばれそうだ」。 
 
翌日の朝に打ち上げ場所を見たら、全て片付けられていて何ごともなかったように今まで通りだった。 
 
 
(おまけの話) 
8月22日の夕食を終り、テレビを見ていたら「バン! バン!」と外で大きな音がした。慌ててカーテンを開けてみたら、なんと築地場内市場跡地のオリンピックの時に使用するバスの駐車場で花火が上がっていた。 
 
直線距離で500メートルくらいか? 
私は慌ててカメラを持ち出したが、焦っているので露出を合わせる時間が無かった。 
 
      2020年8月22日(築地場外市場跡地で) 
 
 
この花火は思い当たることがあった。 
朝のネットニュースで、「日本の花火を愛する会は、22日の夜に、28都県66か所で一斉にエール花火を上げると発表。全国的に花火大会の中止が相次ぐ中、花火業者をはじめ、 
 
豪雨災害に苦しむ人たちにエールを送ろうと企画された。 新型コロナ感染防止対策として3密を避けるため、打ち上げ時間や打ち上げ場所は公表せずサプライズで打ち上げる」とあった。 
 
       上から見下ろす花火も、また良いものだ。 
 
 
その花火が偶然にも、我が家の窓から見える場所で打ち上げられたのは幸運だった。居間の電気を消して、家族と猫2匹で花火を楽しんだ。 
 
窓からは下の方に見えるくらいの、あまり大きくないサイズだった。 
時間は8時からわずか10分間だったが、十分に楽しめた。 
そして我が家もみんなで、エール花火にエールを送ったのである。 
 
        隅田川に映る真っ赤な花火と、屋形船。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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