■真夏のイベント
夏になるとイベントが増えるような気がする。 子供の夏休み合わせるからかもしれない。
暑いからといって、家に籠ってばかりでは健康に悪いと思い、イベントを見に行った。
自転車に乗って、一気に3ヶ所のイベントを見る計画だ。

先ず最初は築地市場である。
築地場外市場で「がんばろう日本」をテーマに、東北大震災に遭った東北地方の産品を売るイベントが開かれている。
大震災は他人事ではないので、みんな協力して何かは買う。私も協力して、宮城県の「こどもの晩酌サイダー」という変なものを飲んでみた。

次に築地市場の向い側にある東本願寺に行ってみた。
ここでは夜7時から、盛大な盆踊りが開催される。
午前中に行ったので、まだ誰もいない。
櫓の周りには、多くの屋台が出ているが、さすがに銀座だけあって、屋台も銀座の名店が出している。
次に晴海通りを進み、銀座4丁目交差点を突っ切る。
今までは、「銀座で自転車に乗っている奴というのは、どんな奴なんだろう?」と、いつも苦々しく思っていた私だが、こういう奴だったんだー。

日比谷公園に行くと、「ヒマラヤン・フェアー2011」というのをやっていた。
大勢のネパール人が集まり、店を出している。
私はその中の1軒で「ボティ・カバーブ」というものを食べてみた。これは羊の肉を串に刺して、甘辛の味が付けてある。
なかなか美味しい。
一遍に3ヶ所のイベントを廻ったが、急ぎ足だったので、ただ廻ったというだけで、いつものように落ち着きが無かったのである。

(おまけの話)
6年ほど前にネパールに行ったことがある。
突然、世界の最高峰の「エベレスト」を見たくなったからである。
バンコク経由で到着したカトマンズは混とんとしていた。
なんだか町中が埃っぽい感じがした。
人々は貧しく、目だけが異様に輝いていた。

カトマンズから飛行機に乗ってポカラに行った時のことである。有名な仏教寺院を見に行った。
その時、五体投地をする人達に出会った。
テレビでは見たことがあったが、本物を初めて見た。
その迫力というか、信仰心の篤さに驚かされた。