■今年で最後となった昭和新山の火祭り
8月25日(土)と26日(日)に昭和新山で花火大会が開催された。ここでは花火大会を『火祭り』と言っている。 毎年夏になると開催されること花火大会には私達はいつも行っている。
行く理由は2つあり、1つは純粋に花火を見に行くのである。もう1つは花火大会の時に会場のすぐ近くの熊牧場で近親者の為にバーベキューをやるのだが、それに招かれるからだ。この花火大会も予算の関係や環境問題への配慮から今年が最後という噂も出ている。でも、なんとか来年以降も続けて欲しいと願う。
今回は25日の夕方からタクシーで会場まで出掛ける。
会場には一般車両は入れないので、タクシーで行くか、バスで行くか、歩くしかない。
サクランボ農園を経営している毛利さんはタクシー会社も経営している。壮瞥駅前まで自分の車で行き、そこからTさん夫妻と昭和新山まで毛利タクシーで行く。
熊牧場の前では恒例のバーベキューが行われていた。
I社長も専務もいる。見慣れたスタッフもお客様に飲み物などのサービスをしている。
お客の中には私が親しくしている人が何人かいた。
会場の昭和新山の前はブルーシートを敷いたお客さんで溢れている。
観客数は2日間で5万人と言われている。開始の8時までは2時間もあるので、バーベキューを食べた後に会場の中にあるK社長の経営しているガラス館に行ってソフトクリームを御馳走になる。
開始15分前になったので、クマ牧場の3階に椅子を持って上がり、特等席からカメラを構える。開始の合図で打ち上げられた花火は主催者側発表1万発、私の推定で1500発があっという間に終ってしまった。その間、約20分である。
少し前に東京の友人が諏訪湖の花火大会に行った様子を知らせてきたが、諏訪湖では花火の数は42万発、観客数50万人、旅館の料金が4人で1泊25万円だったという。
でもここの花火は数字では負けるが、その大音響と身近に感じるもてなしの暖かさでは断然、勝っていると思う。来年以降もなんとか続けて欲しいな~。
(おまけの話)
花火は夏の風物詩のように言われているが、そうでもない。関東地方では冬の花火大会も盛んである。私の好きな冬の花火大会は河口湖のものである。
冬の一番寒い時期に1か月にわたり毎週末に開催される。ここの花火も洞爺湖と同じく河口湖の温泉街の活性化が目的である。
昭和新山の花火は音が売り物であるが、河口湖の花火は湖面に開く花火である。
水面に仕掛けられた花火は打ち上げずに湖面で破裂する。半円形に開いた花火は湖面にその姿を映す。すると、それが円形に広がったように見える。湖の反対側から見ると、花火が湖面に円形に開いている。もの凄く寒いが、その美しさに感動する。
終ってから帰り道に食べる山梨県名物の熱々の『ほうとう』も美味しい。