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[2007.11.12]
■大高明君のライフワークの写真展
大高明君は私の中学・高校時代の同級生である。 
彼はプロのカメラマンで大きな建物や海外の石油プラントなどのバカでかい物を撮るのが仕事である。彼のオヤジさんはイラストレーターでニッカウイスキーの代表格のブラック・ニッカの『鬚のおやじ』のデザインをした人である。そんな才能を引き継いだ彼は仕事以外にライフワークとして、2種類の写真を撮り続けている。 
 
1つはバルーン、即ち熱気球である。4年前に私は彼に誘われて女房と一緒にアメリカ・ニューメキシコ州のアルバカーキに世界バルーン大会を見に行き写真を撮った。もう1つは同じくアメリカのアリゾナ砂漠の写真である。 
http://www.expos.jp/new_ne.html  
その彼が11月2日から東京ミッドタウンの富士フォトサロンで個展を開いた。 
タイトルは『THE KOLORADO PLATEAU−3』である。 
Plateau とは台地のことで、彼は砂漠に広がる雄大な大地の写真を撮り続けている。 
 
アメリカはこの場所を保護するために、写真を撮るために入ることも制限している。彼はこの地に15年以上も通っているプラトーの専門家である。 


当日はホテルでオープニング・パーティが開かれて、写真関係のプロが大勢詰めかけていた。学生時代の同級生の我々応援団も大勢来た。まるで同窓会のようだ。 
 
色々な偉いと思われる人が檀上で挨拶をしたが、その中で我々の仲間の元ニコン取締役のN君の挨拶がひときわ良かった。今回の写真も素晴らしい物ばかりだ。私も以前に家のリフォームのお祝いに友人達から彼の写真をプレゼントされ、今でも居間に飾ってある。 
 
 
友人は友人というだけで素晴らしいが、ミーハーの私はそれが有名人だとなお嬉しい。 
私は友人に素晴らしい芸術家を持っていることを誇りに思う。大高明君の今後の活躍と素晴らしい写真を期待している。 
 
その後、写真展を開催中に女房と娘を連れてもう1回、その次に日に伊達から来たお客様ともう1回と、合計で3回も見に行った。 
開催中に3回も来た人は私以外にいないと大高君は言っていた。 
 
 
(おまけの話) 
アルバカーキにバルーンの写真を撮りに行った時の話である。ニューメキシコ州はアメリカ・インディアン(ネイティブ・アメリカン)の居留地がある。 
そこは観光化されていて、タオス族という種族のインディアンが生活をしている様子が窺える。 
 
プエブロという泥で塗り固めた建物に住み、多くはお土産屋をやっている。一緒に行ったK君はその居留地でお土産を買った。インディアンの石斧である。 
その時、K君はインディアンとなにやら熱心に話している。石斧に付いての話だと思った。 
 
ところが、近くに寄って聞いてみたら、『お前はどこから来たのだ?』、『ふーん、東京か。俺は以前に横浜に居た。横浜も今は変わったろうな~』なんて話している。アメリカ先住民のインディアンに横浜の話をされたんじゃー興覚めである。 
 
しかも、しばらくすると大型アメリカ車でどこかへ出掛けて行ってしまった。彼らはその居留地へ近くのモダンな家から通勤しているらしいと後で知った。観光地とは世界のどこでもそんなものだと悟った。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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