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[2008.03.26]
■食べ続けた壮瞥町の天然蜂蜜
私は長い間、朝食はパン食である。 
自分でコーヒー豆を挽きドリップで入れて、トースターでパンを焼き、バターとジャムと蜂蜜を付けて食べている。この他にはヨーグルトとグレープフルーツが定番である。 
 
これをもう30年は続けていると思う。 
いつの頃からか、蜂蜜が無いとパンを食べられなくなった。だから、旅行に行くと必ずその土地の蜂蜜を買って帰る。 


スーパーマーケットで買う蜂蜜は砂糖が混ぜてあるのか、美味しくないし、値段もかなり安い。そこへいくと、専門店の蜂蜜は驚くほど高い。スーパーの3~5倍もする。 
私は外国でも買う。 
 
東南アジアの蜂蜜は少し怪しいと思いながらも買う。 
タイやベトナムの田舎で買う蜂蜜は使い古しのペットボトルなんかに入っていて、衛生的には少し不安だが本物であることは間違いない。 
 
そんな蜂蜜好きの私の話を聞いて、昨年の秋に伊達市から東京に戻る時に壮瞥神社の松永宮司から天然蜂蜜を頂いた。 
この蜂蜜は壮瞥町で栽培されている大白花豆から採った天然物である。それは間違いない。 
 
何故なら、毎年春になると壮瞥町にやって来る養蜂家が居て、その人が壮瞥神社の松永宮司にくれた物だから出所がハッキリしている。 
 
頂いた天然蜂蜜はすごく大きな瓶に一杯に入っていた。 
 
 
その蜂蜜は白い結晶となっていて、瓶の口が小さく奥が深いので取り出すのに苦労する。そこで、その大瓶を電子レンジに入れて1分だけ温めて、柔らかくなったところを大きなスプーンで掬って小瓶に分けている。 
 
昨年の10月から毎朝食べ続けて、3月25日でやっとなくなった。 
6ヶ月近くも毎朝食べ続けられるほどの量の蜂蜜であった。 
この天然蜂蜜が私の健康を維持してくれているのかもしれない。壮瞥神社の松永宮司さん、ありがとう御座いました。 
今年は買いますので、私が行くまでに養蜂家から買っておいて下さい。 
 
 
(おまけの話) 
壮瞥町界隈で栽培されている大白花豆は胆振地方のお土産のお菓子に多く使われている。この豆は別名は『哲郎豆』と呼ばれている。 
ところが、この哲郎豆の由来に関係する人が私の近くに居た。 
 
私が夏の間、滞在しているのはトーヤレイクヒルGCであるが、その哲郎豆という名前はそこのオーナー一族で、支配人でもある金沢さんのお父さんの名前から来ているということを伊達信金のRさんから聞いた。 
 
昔のことであるが、哲郎さんがこの白花豆の取引で絶大な力を持っていた為に、彼の名前を取って『哲郎豆』と呼ばれるようになったのだそうである。 
個人の名前が豆に付くほどの力を持つとは凄いことである。 
 
哲郎豆という項目をインターネットで調べてみた。すると『祖父の名前を取って付けられた』というブログが現れた。東京在住の女性のブログであった。 
あまり詮索をしない私は金沢さんに聞いたことは無かったが、そうすると金沢さんにはお姉さんか、お兄さんがいるんだと初めて知った。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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