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[2009.01.13]
■コップを持って七福神巡り
1月7日に隅田川七福神巡りをした。 
昨年は個人的には前立腺癌の手術をし、世界的には金融恐慌が発生し、日本的には株価暴落と派遣切りが問題となった。悪いことばかりの1年だった。 
 
そんな時には、今年の幸運を期待して神頼みをするのが一番である。自分の努力ではどうしようもない時は、神様にお願いするしかない。 
日本人はヤオヨロズの神に頼めばいいが、アメリカ人はキリストにお願いするのかなー? 
どうですか?、ロスのSINJIさん。 


今までに私は下町七福神、港区七福神、武蔵野七福神を巡ったことがある。 
今回の隅田川七福神巡りのお連れは中学・高校時代の同級生のY君である。 
彼は昨年に愛する奥さんを亡くして気落ちしていたので、彼を誘って元気づけることにした。更に私も癌の壊死と転移の無いことをお願いすることにした。 
 
スタートは浅草・言問橋からである。 
1月7日の平日だというのに七福神巡りには大勢のジジババが来ている。はとバスも来ているし、クラブツーリズムのバスの観光客もいる。 
今年はみんな揃って神様にお願いすることが沢山あるようだ。 
 
我々2人は三囲神社の大黒天を出発点に、七福神を徒歩で巡って行く。 
この辺りが初めてのY君は言問だんごを手始めに、長命寺の桜餅、百花園で七草粥と次々と孫へのお土産を買ったり食べたりする。 
私は減量中なので甘い物は食べたいけれど、我慢して買わない。 
 
長命寺の櫻もち 
 
全部を巡ると東武伊勢崎線の駅の数にして4駅半にわたる距離である。 
Y君は『最後の多聞寺は遠いから電車の乗ろうか?』なんて言い出す。 
私は『そんなことをしたら、ご利益がなくなるよ!』と言って、歩くことを勧める。 
2時間30分くらいで七福神を巡り、東武鐘ヶ淵駅から浅草に戻る。 
 
七福神巡り札 
 
「豆知識」 鐘ヶ淵駅はカネボウ(鐘ヶ淵紡績)の発祥の地である。 
 
浅草の大黒屋で名物の1500円の並天丼を食べ、隅田川の水上バスに乗って日の出桟橋まで行き、浜松町から電車で家に戻った時は午後6時となっていた。 
これだけ神様にお願いすれば、今年は良いことばかりが起きるだろう。 
 
(おまけの話) 
今回の隅田川七福神巡りに付いては、私には問題がある。それは今後、2年間にわたり小便をする時はそれをコップに採って、放射線を放出し続けているヨウ素125が脱落していないかどうかを確認する必要があるからだ。 
これは法律で決められていることだから仕方ない。 
今回のように外出先で小便をする必要がある遠出は退院後、初めてである。 
 
人は1日に何回くらい小便をするか殆どの健康な人は知らない。私はいつもコップに採っているので知っている。 
それは1日に6~7回である。 
昼間の1回の量は150~200ミリリットルくらいで、夜寝ている時にトイレに行かなければ、朝の1番は250~300ミリリットルくらいである。 
だから人は1日に1.2~1.7リットルくらいは小便をすることになる。 
誰かに『だからどうした?』と言われそうだ。 
 
そんなことで、今回は家を出る時にトイレに行き、なるべく水を飲まないようにして七福神巡りをした。 
寒い日だったが、なんとか2回で済んだ。 
その時は持参したコップで脱落を確認する予定でいたが、公衆トイレではナップザックからプラスティックのカップを取り出し、それに小便を採るという行動はなんだか周りの人の視線が気になり、結局は使わずにしてしまった。 
でも、私の感触では、ヨウ素125は出て行かなかったように思う。 
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▼コメント(2)
名前:Shinji  2009.01.13 12:06:02
日本は七福神などというよくわからないけど、ご利益がある拝む対象が、ふわー、とあっていいですねー。アメリカは、少なくとも大都市では、あらゆる人種、宗教、文化が共存していますので、拝む対象は文化、人種の数だけあるといってよいでしょう。 そういう雑多な民族、文化、を統一するのが、連邦政府、大統領なので、大変な責任だと察します。 今、世の中は、オバマ氏に期待して、この景気が回復するようにと、すごいプレッシャーがかかっています。 BUSHもあと一週間の命、来週からアメリカは生まれ変わるつもりのようです。 
名前:山本英次  2009.01.13 09:45:37
おまけの話  
妻の冥福と独り身の安寧を祈っての七福神巡りでありました。色紙に戴いた揮毫とご朱印を霊前に捧げ、仏となった妻に報告をしました。そんな折、小学校の友人からメールが入り、乳がんの再発で落ち込んでいるとの事。  
妻の闘病中には、お互いに励ましあっていた仲なので、早速七福神巡りのお裾分けをする事にしました。色紙を額に入れて、お見舞いとして届けることにしました。多分、妻も許してくれる事と思います。ガンで苦しんでいる人が周りに増えました。早期発見を心掛けましょう。 

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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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