■紅葉を求め小さい散歩
東京も朝晩が冷え込むようになって来た。
11月18日の朝に我慢し切れず、初めて暖房を入れた。
でも9時頃には暖房を切った。
マンションは気密性が高いので、部屋の中はあまり冷えないのが助かる。
小さな公園には桜の葉が落ちていて、とても綺麗だ。
朝晩が冷え込んで来ると、東京でもそろそろ紅葉の季節である。
都心部は木が少ないということもあるが、ビルから排出される色々な熱で郊外ほど紅葉は進まない。
それでも私は中央区の紅葉を探して、18日に散歩に出かけた。
逆光の中で、桜の紅葉の幻影が赤く燃える。
先ずは隅田川のテラスに行ってみた。
川沿いの小さな公園では、桜の葉がコンクリートの上に落ちて綺麗だった。
テラスに出ると、川との仕切りの鉄柵の上に「ゆりかもめ」がいた。
寒い北の国から東京に越冬に来たのだろう。
「ゆりかもめ」は人を怖がらない。
テラスの壁には蔦が絡まり、それが真っ赤に燃えていた。
若者が月曜日だというのに、朝から隅田川で「エイ」か「スズキ」を釣っている。
勝鬨橋を渡り、聖路加国際病院方面に歩いて行く。
歩道の街路樹の「モミジバフウ」が紅葉し始めている。
壁に絡まった蔦が真っ赤に燃えていた。
左側の明石公園で「カリン」を見付けた。
熟して落ちていた、香りの強いカリンを2個ほど家に持ち帰った。
その後はいつものコーヒー店で、コーヒー豆を買う。
そして中央区の図書館で用意されていた本を借り出した。
街路樹の「モミジバフウ」が綺麗だった。
この先には木がほとんど無いので、バスで有楽町に向かう。
そしてビックカメラでプリンター用のインクカートリッジを買う。
私はエコを考えて純正品でなくリサイクル品を買ったら、プリンターに表示が出た。
「純製品でないので、故障の時の保証は出来ない」という文字である。
銀杏も負けずに黄色で頑張っている。
リサイクル品は値段もかなり安いが、私が思うに「カートリッジの値段がほとんどで、インク代なんてわずかだ」と思う。それに以前にEPSONの株を買って、大損をした恨みもあるのかもしれない。
ビックカメラの後にニュートーキョーで月曜日限定の「ステーキランチ」を食べ、その後、スターバックスで本を読んで時間をつぶしてから家に戻った。
落果したカリンを2個、拾って帰ったら、女房に喜ばれた。
(おまけの話)
図書館からビックカメラまで行く時に、都バスに乗った。
停留所でシルバーパスを出す時に、なにか落としたような気がして下を見た。
そこには折りたたんだ紙が落ちていた。
てっきり自分で落としたと思い込んで拾い上げた。
バス停で拾った競馬のオッズ表と予想。
バスに乗ってその紙を広げてビックリした。
競馬のオッズ表と、裏には自分の予想馬券の番号が書いてあった。
その紙は競馬をやる人が捨てたのだと思う。
私は競馬はやらないが、同級生に厩舎の息子がいたので、何回かは府中競馬場に行ったことがある。
有楽町のニュートーキョーの「ステーキランチ」・・・1100円(税込み)(スープと飲み物はドリンクバー方式で)
家に帰ってから、面白半分に紙を捨てた人の予想がどうだったかを調べてみた。オッズ予想はJRA京都の11レースの予想表だった。
その人は2番、3番、10番を中心に馬券を買っている。
この人は大穴狙いらしく、当たればみんな300倍以上である。
しかし残念ながら的中馬券は6−5ー1の3連単で、彼の買った馬券は全くカスリもしていない。いくら買ったかしらないが、残念でしたねー。
「キャラメル・フラプチーノ」470円(スターバックスで)