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[2020.05.11]
■武漢ウィルス(40)・・・・・雑記
 
外出自粛が続くと、どうしても近所の話題となってしまう。 
マンションの友人のIさんからメールが届いた。 
「豊海小学校の横で工事中だった朝潮運河沿いの公園が完成し、とても素晴らしいですよ」と知らせて来た。 
 
「それでは見に行こう」と思い、散歩がてら見に行き撮ったのが今回の写真である。(臨港消防署が救助訓練をしていた) 
 
朝潮運河沿いに完成したテラスと豊海運動公園。 


同じくマンションの友人まではいかないが、知人にXさんという84歳の男性がいる。彼とはエレベーターで良く出会い、立ち話をする仲だ。 
 
最近そのXさんに全く会うことが無く、「どうしたのかなー?」と思っていた。そこで彼の携帯電話に電話してみた。 
呼び出し音が聞こえるが、出ない。 
家の電話にかけてみたが、同じく出ない。 
 
公園から見た東京湾。 
左はオリンピック選手村、右は豊洲埠頭の水産会社群。 
 
 
Iさんに聞いてみたが、彼も同じことを言った。 
しばらくしてから、また私はXさんの携帯電話に電話した。 
すると今度は「この電話は現在、使われていません」とアナウンスが流れた。 
 
Iさんにそのことを話したら、彼も気になって夜に外から何回も家の窓を見たが、電気が灯っていないと言う。 
もしかして、コロナウィルスにやられたのか? 
いま一番気がかりなのは、Xさんのことである。 
 
東京消防庁・臨港消防署の消防艇「はるみ」 
 
 
マンション内の女房の友人達が、時々、色々な食べ物を届けてくれる。 
その時は電話をして来て、「お団子を届ける」などと言って来る。 
そしてお団子を部屋のドアの取手に引っ掛けて、ドアフォンを押して去って行く。 
 
3蜜の1つである「密接」を避けているのである。 
女房も同じようにしている。 
その代り、その前後にスマホでのやり取りが延々と続いている。 
コロナ騒動で、スマホの井戸端会議になっている。 
 
消防艇「しぶき」 
 
 
「ステイホーム週間」の最中に同級生のYさんからメールで、お勧めの本を紹介された。 
 
そこには『近くの本屋へ向かい買い求めたのが「首都感染」である。ちょうど今から10年に書かれた作品で、なんと現在の新型コロナウィルス作戦を予言したような状況が正確に描かれている』と書いてあった。 
 
そこで私はお勧めに乗りネットで注文し、近所の本屋で受け取る手配をした。 
 
落水した人を救助する訓練らしい。 
 
 
ところがその本屋が小池都知事の「ステイホーム週間」に合わせて、休みになってしまった。その他にも百田尚樹の「バカの国」も予約していて、カードで支払いも済んでいる。 
 
それなのに、私は「ステイホーム週間」に読もうと思って注文したのに、私に合わせて本屋が休んだんじゃー!  
それなら注文を受けるな! 
図書館も休みだし、私はどうすればいいんだー!! 
 
「海鵜」がのんびり泳いでいた。 
 
 
暇で仕方ないので、伊達市のHさんにご機嫌伺いのメールを出した。 
すぐに返信があり、「北海道も外出自粛真っ盛りです。伊達市内も飲食店は、ほとんど夜の営業を自粛。私も4月は一度も飲食店に行っていません。 
 
商工会議所、飲食店組合などが協力してデリバリーに力を入れています。しかし皮肉なことに季節はコロナに関係なく最高で、桜が満開を迎えています」と返信があった。 
 
酸素ボンベを背負って、運河に飛び込む準備をする。 
 
 
(おまけの話) 
ベトナムで日本語の先生にHさんという男性がいた。 
彼は元実習生で、広島にいたことがある。帰国後に日本語の先生になったのである。 
 
昨年、私がホーチミン市を訪問した時に、Hさんは「独立する」と言っていた。そのHさんから久し振りに、子供の写真を添付したメールが届いた。 
 
最初に浮き輪のマットを投げ込み、次に隊員が飛び込んだ。 
 
 
「先生と家族もお元気ですか。新聞によると、コロナウイルスの感染のこと、本当に心配でした。とくに、先生が住んでいる東京は人も多過ぎるんので、感染というのは、やっぱり、心配です。 
 
ベトナムの政府はコロナウイルスの感染が広くならないように、厳しく規則が出したとおりに、国民も守らないといけませんから、ベトナム今も安全になりました」。  
 
1人を救助するのに、3人が運河に入ったようだ。 
 
 
「コロナウイルスの感染について、僕の会社も大変になりましたが、お陰様で大丈夫でした。先生のこといつも思い出しますが、返事するのが遅いし連絡しませんから本当にどうもすみませんでした。先生と家族もいつも元気になりますように、お祈ります」。 
 
ひょんなことからベトナム人と知り合い、それから20年近くもベトナム人と日本語で話をしたり、メールでやりとりするようになるとは。 
人生とは「不思議な出会い」である。 
 
救助が終り、隊員が消防艇「はるみ」に戻る。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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