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[2020.06.22]
■開発進む有明地区 
 
6月のある日に、新聞の折込に派手な大きな広告が入っていた。 
それを見たら、有明地区に「有明ガーデン」という巨大な商業施設がオープンするお知らせだった。 
 
広告には「東京湾岸エリア最大級。200店舗超の大型ショッピングセンター有明に誕生!!」という文字が踊っている。 
 
      折込広告「有明ガーデン Grand Open 」 


そして「Grand Open! 2020.06.17」とあった。ホテル、劇団四季、大型劇場なども併設されているようだ。そこで初日は混雑するので、2日目に家族を誘って行ってみた。 
 
この施設は住友不動産が開発したようで、タワーマンションもあるかなり大規模開発である。 
 
  「 有明ガーデンの全体図」 
 
 
有明地区という場所は広い地区なのだが、交通が不便な場所で都心に出るには「ゆりかもめ」か、都バスを利用するしかない。「りんかい線」もあるが、かなり遠い。 
 
昔はテニスコートで有名な「有明コロシアム」があった程度で、その他には「がん研・有明病院」がある程度の場所だった。 
 
     有明ガーデンの正面入口は長い階段を登る。 
      左側のエスカレーターは、まだ工事中。 
 
 
それが東京オリンピックの開催決定により、バレーボール、体操競技、 
自転車競技、スケートボード、テニスなどの競技場が作られた。 
 
高層マンションも建てられて、いまや注目の地区となったのである。 
でも相変わらず、アクセスには問題を抱えているのである。 
 
      入口でサーモカメラで体温測定を自撮りする私。 
 
 
有明ガーデンの入口で、カメラで体温測定をされる。 
「なぜカメラで撮影すると、体温が分かるのか?」と疑問に思いネットで調べてみた。 
 
すると何でもネットに答えが出ている。『温度のある人やモノは全て、「遠赤外線」という目に見えない光を発しており、サーマルカメラにはその遠赤外線を検出するセンサーが搭載されています』、 
 
         各店はオープン記念で、SALE中。 
 
 
『遠赤外線は、温度が高くなるほどそのエネルギーが強くなるという特徴があり、サーマルカメラのセンサーは遠赤外線の強弱を検知することで、モノの温度を計測することができます』とあった。へ~、そうなんだ! 
 
次に消毒液を手に掛けて、やっと店内に入れた。マスクは着用が義務である。広大な店内はデパートのようになんでも売っているし、レストランが充実していた。 
 
        3階から2階に降りるエスカレーターから。 
 
 
入ってすぐの店でTシャツを売っていたので、白色のMを1枚買った。1299円だった。Euroサイズで心配だったので、タグを見たらバングラディッシュ製だった。 
 
その先の店でLサイズを売っていたので、白色と紺色を買った。990円だった。このTシャツもタグを見たら、なんとハイチ製だった。 
いまや安い衣料品は中国製やベトナム製ではなく、とんでもない国で作っていると知ったのである。 
 
        5階のレストラン街から外に出られる。  
 
 
(おまけの話) 
ランチに「ルーベンサンドイッチ」というものを食べた。 
これはトーストしたライ麦パンにコンビーフ、ザウアークラウト、ロシアンドレッシングを挟んだサンドイッチである。 
 
見た目が美味しそうだったので注文したが、飲み物とフライドポテトのセットで1850円という値段の割には美味しくなかった。 
 
 肉たっぷりの「ルーベンサンドイッチ」(単品/1500円・税込み) 
 
 
夕食は広告で見た麻婆豆腐を買って帰ることにしてあった。 
いつもは木場にある「陳健一」の店でテイクアウトするのだが、ここでも「陳麻婆豆腐」と店名が書いてあったので、同じ店ではないかと思ったのである。 
 
店の者に聞いたら、「関係無い。ここは1862年創業の、麻婆豆腐発祥の店の日本支店です」と中国語訛りの日本語で、自信に満ちた答えが返って来た。 
 
         店の造りが重厚な「陳麻婆豆腐」 
 
 
「それなら本格的で美味しいに違いない」と思い、早速、テイクアウトをした。値段は1240円で、「陳健一」の店より少し高い価格だった。 
夕食にその麻婆豆腐が食卓に乗ったので、家族で食べてみた。 
 
同じ名前の陳でも量が「健一」の半分くらい、味は辛くて我が家の口に合わない。なんでも「本場と本格的」がいいわけではない。日本的な麻婆豆腐の方が私は好きだ。 
 
        マスク材料(型紙付き)を売っていた。 
       
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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