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[2011.08.29]
■★本日の戦利品(試聴付きです)★
月曜日は室蘭への出張治療が多いのですが, 
最近の秘かな(でもないか)楽しみは, 
リサイクル・ショップを巡り, 
レコード,CDを物色してくることです。 
行くとなぜか,わたしを待っていたかのようなものが, 
必ず一つはあります。 
もしわたしが室蘭に住んでいたら破産していたことでしょう…。 
と言う訳で,本日の掘り出し物は, 
ブルーノートレコードの「ケニー・バレルVOL.2」です。 
この作品は内容もジャケットも異彩を放つ名盤です。 


と言うのも,ジャケットデザインが,この方だからです。 
ポップアートの大家,アンディ・ウォーホル(1928~87)のデザインです。 
ウォーホルと言えばこの作品でしょう。 
                    (マリリン) 
ウォーホルは無名の頃,ブルーノートレコードの依頼に応じて3枚のイラストを納めました。(うち一枚は色違いで発売=都合4枚)。 
そのどれもが素晴らしいので,ウォーホル作品はCDではなく,LPで集めようと思っていました。 
かなり状態が良い,恐らく60年代後半の輸入盤で, 
ウォーホルデザインのものはかなり高値で取引されている中,これは1300円。 
この値段は犯罪に等しいです。 
(だけどお店の人に見つかったら値段を吊り上げられるから声高には叫ばないようにしよう)。 
 
他のブルーノートのウォーホル作品は, 
ジョニー・グリフィンの「ザ・コングリゲーション」。 
これはピアノがソニー・クラークで,バリバリと吹きまくるグリフィンのサックスを堪能できる名盤です。 
デザインもグリフィンの手がデフォルメされて,しかも,顔がちょん切れているところが,ウォーホルらしいです。 
 
そしてもう一枚は… 
やはりケニー・バレルの「ブルー・ライツ」です。 
これは,この青と赤,二色出ています。 
これは妻にしかられそうなので,CDでしか持っていません。CDサイズがちょうど良いかな…。 
もちろん内容は折り紙付きです。 
 
さて,「ケニー・バレルVOL.2」ですが,バレルが参加した色々なセッションの寄せ集め的な作品ですが,内容は素晴らしいです。 
わたしの一番のお気に入りが「モーテン・スイング」。(こちらで試聴)。  
曲名の通り,古めかしいスイング時代の曲ですが, 
バレルの手に掛かると立派なモダン・ジャズに昇華します。 
そこが,このレコード最大の聴き所でしょう。 
 
また室蘭出張が楽しみになりました…。 
 
 
当院の説明はこちらから。
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中国足心道足揉み伊達療術院
中国足心道足揉み伊達療術院

わたしのプロフィールです。

↓↓ 

昭和40年,豊浦に生まれる。

幼少時代を大滝,伊達,室蘭で過ごす。

神奈川,札幌で,印刷,デザイン関係の仕事に従事。

平成13年,健康の大切さに目覚め,中国足心道療術院会員となる。

その後,マレーシアにて3年間居住,マッサージの修行。

帰国後,再び当地に開院。

 

唯一無二の趣味は音楽。

2011年,知る人ぞ知る(知らない人はだ~れも知らない)夭逝のジャズ・ピアニスト,ソニー・クラークの完全コレクションを達成する。

 

上の写真はソニー・クラークの歴史的な名盤「クール・ストラッティン」(1958年)。

ジャズ喫茶華やかかりし頃,このレコードが掛からない日はなかったことでしょう。

「クール・ストラッティン」とは英語で「気取って歩く」,「軽やかに歩く」と言う意味があります。

皆様がこの女性のように町を軽やかに歩けることを願いつつ,わたしは一生懸命皆様の足を今日も揉み続けます。

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