■今週のBGMはモーツァルトで(試聴つき)。
かなり涼しくなってきました。 秋の夜長にクラシック音楽をゆったりというのも,
良いですが,今日はそんなときにもオススメの2枚です。
今週はモーツァルトのピアノ協奏曲の2枚です。
正直なところ,わたしはモーツァルトの良い聴衆ではありませんでした。
8年ほど前にニュー・ヨークに旅行に行ったときに,
こちらからチケットを手配しておき,ニュー・ヨーク・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会に行ったのですが,
その時に演奏されたのが,ダニエル・バレンボイムのピアノと指揮で,モーツァルトのピアノ協奏曲第23番でした。
バレンボイムは2009年のニューイヤーコンサートを指揮するなど,
指揮者として大家となっていますが,元々はピアニストです。
(彼のニューイヤーコンサートをこちらで試聴できます。)
わたしはそれまで,モーツァルトのピアノ協奏曲は,
ただ聴き心地の良いサロンミュージックのように考えていましたが,完全な誤解でした。
喜び,悲しみ,癒し,毒,様々な要素がこの音楽には含まれているのを,バレンボイムの演奏で知りました。
と言う事で,一枚目は,ピアノ協奏曲11,12,13番を,バレンボイムのピアノで。
もう一枚は23番と22番をエリック・ハイドシェックのピアノで。
ハイドシェックは,特に日本で人気のある,自由奔放な演奏を聴かせるピアニストです。
語弊がありますが「ジャズ以上にジャズ」なクラシックです。
こちらで第1楽章を試聴できます。この演奏はピアノがラドゥ・ルプーのリリカルな名演です。
当院の説明はこちらから。
今週はこの2枚をお楽しみください。