■マッキントッシュのアンプ,ご存知ですか?&今週のBGM
「マッキントッシュ」というと,パソコン,iPADなどのブランドを連想させますが, McIntoshというオーディオ・ブランドがあります。
良く見るとスペルの「M」と「C」の間に「A」がありません。(MACではない)。
オーディオマニアの方ならご存知のブランドでしょう。
オールドファンは親しみを込めて「マッキン」などと呼びます。
「マッキン」の代名詞が,
このブルー&ブラックパネルでしょう。
以前にも書きましたが,「あまのじゃく」のわたしは,
このブルー&ブラックパネルが成金主義のステータス・シンボルっぽくてあまり好きではありませんでした。
伊達方面にマッキン好きの方がいらしたらごめんなさい…。
実際に高価であるのも事実です。
ちょっとしたアンプなら,すぐに50万円,100万円の世界です。
数年前に発売されたミニコンポも80万円くらいします。
しかしこのマッキントッシュ,心憎いことに,
どのモデルも音が図太く濃厚で,大変良いのです。
いつかはマッキントッシュのアンプを入手したいと思っていたのですが,
とうとうその時がやってきました。(ちょっと大げさ)。
McIntosh C24というプリアンプです。
全体はこんな感じです。
ブルー&ブラックパネルではない数少ないモデルです。
このアンプはマッキントッシュ初のトランジスタ・アンプです。
真空管アンプからの転換で,開発にはかなりの苦労があったようです。
このアンプ,わたしとほぼ同年齢です。
1964年から1968年まで製造されました。
同じモデルを10年くらい作り続けるマッキンにしては,短命に終わった感じです。
真空管アンプのC22とほぼ並行して発売されていましたが,C24はさらに改良が加えられ,そして,現在まで続く,ブルー&ブラックパネルが導入されたC26にモデルチェンジされました。
C22とC26は今でも中古市場で30万円前後で売られているのに対して,わたしの購入したC24は過渡期の作品と言うこともあり,お手ごろ価格で入手できます。
外見がマッキンらしくないということも影響しているのでしょう。
数日前に到着して,まだ調整とセッティングの段階ですが,やはり音は,絵の具を直接チューブから出して塗りたくったような「濃厚な音」です。
以下の3枚で試聴しました。
中央のハンク・モブレーの「ディッピン」は1965年録音,1966年発売。同世代の音です。
ストレートで若干曇ったようなサウンドを奏でます。
音が塊りになって襲ってくる感じです。
他2枚のナベサダとスティーリー・ダンの相性もなかなか。
今週はこの3枚をBGMでかけます。
マッキンは別室ですので,
試聴をご希望の方はいつでもご連絡ください。
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