伊達市地域生活情報マガジン『むしゃなび』へ ブログ★むしゃなび トップへ [今日:2] [昨日:1] [3521] rss feed
[2011.10.29]
■わたしのあまのじゃくなオーディオ機器たち(2)

先日紹介したマッキントッシュのアンプ「C24」の記事にはかなりの反応がありました。

ありがとうございます。  
このアンプについての問い合わせや, 
他は何の機種を使っているのか? 
などご質問をメール等でいただきました。 
マッキンのアンプですと, 
通常はC22かC26を選ぶのが, 
「常識」ですが, 
あまのじゃくのわたしがC24を選んでしまった経緯は,前の記事に書きました。 
 

と言うわけで今日は「あまのじゃく」パート2ということで,パワーアンプをご紹介します。




機種は,「EUMIGのM-1000」です。

EUMIGというメーカーはご存知のない方が多いでしょう。 

ドイツ語で”オイミッヒ”と発音します。

1900年代初頭からラジオなどを生産し,1960年代から70年代は特に8ミリカメラで一世を風靡したメーカーで,今も自主制作映画を取る方たちから, 
熱烈に支持されているオーストリアのメーカー(のようです)。 

今年は,大ヒットした「スーパー8」というスピルバーグ製作の映画でも使用されていました。

少年たちが使用している8ミリカメラと実際に映像で使われたカメラです。 
70年代後半,VHSの登場と共に衰退し,独特のカセット技術を活用し,高級カセットデッキなどを発表するも,時代の波には勝てず,80年代初頭に消滅したようです。 
その高級カセットデッキに合わせて作られたのが, 
このパワーアンプ,M-1000です。 
 
最初はEUMIGというのが読めず, 
韓国か中国のメーカーかと思っていました。 

ユーミンか?と思ったらYUMINGでしたね(笑。

ヤフオクでも認知度が低いため, 
メンテナンス済みのものが, 
捨て値で放置されていました。 
しかしよく調べると,このアンプは日本語が誇る 
LUXMANがOEM生産しています。 
内部構造や公表されているデータは, 
LUXMANの名機,5M20,5M21とそっくりです。 
5M20,5M21はオークションでも中古屋でも,高値で取引されており,わたしは手を出せません…。 
恐らく5M20(から若干安価に仕上げた)中身に,EUMIGの外見をかぶせたのではないでしょうか。 
端正な顔立ちです。 
80年代の初頭のオイミッヒ消滅に伴い, 
日本国内に行く当てのない在庫が残り, 
LUXがやむを得ず100V仕様に改造して発売したようです。 
このアンプ,この顔立ちからは想像できないほど, 
重いです。恐らく25キロ前後と思われます。 
巨大と言ってもいいトランスが使われているようです。 
LUXMANに問い合わせたところ, 
この機種も純正でメンテナンス可能ということです。 
さすが天下のLUXさんです。 
マッキンとの相性ともなかなかで, 
「濃い」音を奏でてくれます。 
特にアナログ・ディスク(レコード)の再生が, 
ドンシャリでは全くなく, 
中音が張り出した良い音です。 
マッキンとの並びはこんな感じです。 
あまのじゃく&限られた予算から, 
このような苦肉の策的なラインナップとなります。 
探すと色々面白い製品があり, 
その中から今回のような時代の流れもお勉強できて, 
興味は尽きません。 
予算は尽きますが…。 
近日中にスピーカーなども紹介できればと思います。 
 

当院の説明はこちらから。

 
 

地方情報満載のブログ村ランキングへ参加しています。

クリックよろしくお願いします。

↓↓↓↓↓ 
にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 伊達情報へ
にほんブログ村
▼トラックバック(0)
このエントリへのトラックバックURL:
現在トラックバックの受信を停止中です
▼コメント(0)

▼コメントを書く...
*必須入力です
 「コメント」欄は日本語で記入してください。
 英字数字のみだと、コメントと見なさず投稿できません。
*お名前:
メール:
URL:
*コメント:
ようこそ!
中国足心道足揉み伊達療術院
中国足心道足揉み伊達療術院

わたしのプロフィールです。

↓↓ 

昭和40年,豊浦に生まれる。

幼少時代を大滝,伊達,室蘭で過ごす。

神奈川,札幌で,印刷,デザイン関係の仕事に従事。

平成13年,健康の大切さに目覚め,中国足心道療術院会員となる。

その後,マレーシアにて3年間居住,マッサージの修行。

帰国後,再び当地に開院。

 

唯一無二の趣味は音楽。

2011年,知る人ぞ知る(知らない人はだ~れも知らない)夭逝のジャズ・ピアニスト,ソニー・クラークの完全コレクションを達成する。

 

上の写真はソニー・クラークの歴史的な名盤「クール・ストラッティン」(1958年)。

ジャズ喫茶華やかかりし頃,このレコードが掛からない日はなかったことでしょう。

「クール・ストラッティン」とは英語で「気取って歩く」,「軽やかに歩く」と言う意味があります。

皆様がこの女性のように町を軽やかに歩けることを願いつつ,わたしは一生懸命皆様の足を今日も揉み続けます。

ブログ検索