■夏休みに親子で聴いてほしいクラシック２！（試聴できます）。
夏休みに親子で聴いてほしいクラシック２！（試聴できます）。
かなり暑くなってきました。
皆さん，体調は崩されていないでしょうか？
今日ご紹介するのは，
ロッシーニ作曲の「ウイリアム・テル」序曲です。
この曲は「夜明け」「嵐」「静寂」「スイス軍の行進」という４つの部分から成っており，特に「行進」は運動会でも良く使われますから，
皆さんも一度は耳にしたことがあるでしょう。
子供の頃に聴いたレコードを・・・と物置を探しましたが，ありません！
そうでした。このレコード，聴きすぎて盤が磨り減ってしまい，捨ててしまったのでした。
ジャケットだけでも取っておけば良かった。
（カラヤン~ベルリン・フィルハーモニーのＣＤです）。 この曲は誰でも知っている反面，演奏者の側からすると，なかなか難しい曲だそうです。
「夜明け」はチェロの五重奏で始まります。
振幅が激しく，ほとんどの奏者に最弱音から最強音，管楽器はかなりの高音の吹奏が求められます。
失敗するとかなり「目立つ」曲のようです。
ＹＯＵＴＵＢＥでカラヤン~ベルリン・フィルハーモニーの演奏の映像を見ることができます。
この演奏でも，「嵐」のところのトランペットとトロンボーンの最初の掛け合いのところがかなり乱れています。いつも目をつぶって自己陶酔型の指揮をするカラヤンですが，４分１５秒のあたりで焦って？目を見開き，縦のリズムを整えるところを見て取れます。こういう事情からか，有名な曲でありながら，なかなか生演奏に接する機会の少ない曲だと思います。
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