■夜中に足がつる方へ。原因と対策(3)最終回!
先回の記事では,足がつることへの,自分でできる対策についてお知らせしました。
きょうは,足揉みで,どのようにこの症状に対処するか,お知らせします。
足がつる原因をまとめますと,
1.筋肉の疲労。
2.(とくにふくらはぎの)血行不良。
3.多量の発汗による,電解質不足。
4.脊柱管狭窄症,椎間板ヘルニア,糖尿病の症状として。
5.交感神経と副交感神経のバランス。
でした。足がつるという方に,重点的に押圧する反射区は以下の通りです。
1.「副甲状腺」の反射区

「副甲状腺」の反射区を入念に押圧することで,この状態を最小限に食い止めます。
ちなみにこの「副甲状腺」の反射区は骨粗しょう症や産後のカルシウム不足などにも効果が期待できる重要な反射区です。
この反射区は小さいばかりか,その深さなどが独特のため,自分での押圧は難しいかと思います。
2.「平衡器官」の反射区
交感神経から副交感神経への移行や,血圧が一定に保たれること,脈拍,からだのバランスを保つことは,本来,自律神経によって,ふさわしく保たれています。本来,自然にふさわしい状態に保たれているものが自律神経によって支配されているもので,多くは交感神経(緊張)と副交感神経(弛緩)のバランスで保たれています。「平衡器官」の反射区を入念に押圧することで,自律神経の働きが正常化するように強く促します。
この反射区はめまいや血圧異常にも効果があります。
3.「副腎」の反射区
副腎では「副腎髄質ホルモン」が作られています。このホルモンは通称「抗ストレスホルモン」と呼ばれています。足がつるということは,かなりの苦痛ですので,肉体的,精神的,双方にストレスになります。ストレスのかかっている場所に働きかけ,血管を拡張させ,血行を良くし,基礎体温を上げる働きがあります。この反射区は肉体,精神,双方のストレスに効果があります。4.ふくらはぎそのものの入念な押圧。
「足がつる」方のふくらはぎは固く,また冷えている場合が多いです。そしてその多くの方は「腰痛」という症状も抱えておられます。ふくらはぎそのものの血行を良くすると同時に,ふくらはぎには「坐骨神経」の反射区もありますので,神経性腰痛の改善にもなります。このように「足もみ」で「足がつる」ということに対処すると,様々な症状の改善を同時に図ることができます。
ぜひ,足揉みの治療をお試しください!
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