■さらに詳しく夏バテに効果的な反射区(足ツボ)です。
(昨日の「お知らせ」をもう少し詳しく書きますね)。 暑い日が続きます。
冷夏の予報は修正されたようですね。
昨日は車の温度計(外気温)31度を超えていました!
皆様は体調を崩しておられないでしょうか。
夏バテ対策としてわたしは先日,うなぎの蒲焼をごちそうになりました。
夏バテについて少しお知らせを。
夏バテとは?
辞書では,「夏バテ(なつバテ)とは夏の暑さによる自律神経系の乱れに起因して現れる様々な症状。暑気中り(しょきあたり)、暑さ負け、夏負けと呼ばれることもある」と定義されています。人間の体は,高温・多湿な状態では体温を一定に保とうとしてエネルギーを消費し,かなりの負担がかかります。負担が強い場合や、長引いたりすると体に溜まった熱を外に出すことが出来なくなります。この状態が続いて様々な症状が現れるのが夏バテで,原因としては自律神経のバランスの乱れがあります。女性の方は特にそのためにホルモンバランスを崩し体調を崩します。また,冷房の影響もあります。
足揉みで効果的な反射区をあげてみます。
赤丸のところですが,「脳下垂体」,「腹腔神経そう」,「胃」です。
まずは「脳下垂体」。
脳下垂体はホルモンバランスを正常に保つために各臓器や器官にホルモン分泌の命令を出している,ホルモンの総元締めです。夏の冷房や睡眠不足でホルモンバランスが崩れやすくなりますのでしっかり刺激します。次は「腹腔神経そう」。
腹腔神経そうは漢方では『太陽神経叢』とも呼ばれ,胃の裏側に位置する神経系のネットワークで,自律神経の束が集まった非常に重要な場所です。この反射区はリラックス効果も非常に高くストレス解消にも有効です。そして「胃」です。
夏バテによる食欲不振を解消するために,胃を始め,土踏まずの部分に集中している消化器系の反射区を入念に押圧します。他に,自律神経を整える意味で「平衡器官」,「副腎」の反射区も有効です。
「平衡器官」の反射区は,
ここです(赤の矢印)。「平衡器官」は耳の中の三半規管とも関係しています。体のバランス(目まいの症状)をはじめ,血圧,脈拍,体温調節など,本来なら自然に良い状態をキープしているもの=自立神経に関係する反射区です。