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[2010.08.02]
■無人駅のラッシュアワー
女房が東京に行っていて留守だし、久し振りの晴天なので、夕方から夕陽の撮影に出掛けた。 
場所は私のお気に入りの北舟岡駅である。 
 
太陽が海の向こうに沈むのは、午後7時近くである。 
そこで、時刻表を調べて、夕陽と列車の構図の写真を撮ろうと考えた。 
 
室蘭本線北船岡駅(伊達紋別駅の隣駅です) 


少し早目に行って、撮影場所調べをしようとウロウロした。 
駅のプラットホームより、少し駅から離れた方が良いことが分かった。 
 
乗客は誰も居ないし、これなら好きな場所から撮影できる。 
・・・・と、思っていたら、19時近くになったら、続々と自家用車がやって来た。何事かと思ったら、迎えの車のようだ。 
 
乗る人はただ1人 
 
それ等の車は私がカメラを構えている前に、私を無視して次々と駐車する。 
多勢に無勢で、『そこをどいてくれ!』とも言えない。 
 
そんなことが起きるとは知らなかったので、早くから行って場所取りをしたのに、なんの役にも立たなかった。 
 
噴火湾に沈む夕陽と漁船 
 
19時07分の下り列車が到着する頃には、車が10数台となった。 
そして列車が到着したら、高校生の男女が20~30人も降りて来た。彼らは次々と迎えの車に乗って、走り去って行った。 
 
田舎の鈍行列車が停まる駅とバカにしていたら、とんでもない光景に出会ったのである。 
こんな無人駅にもラッシュアワーがあった。 
 
誰もいない駅 
 
(おまけの話) 
夕陽の撮影から戻ると、コテージのドアノブに荷物が引っ掛けてあるのが見えた。 
「なんだろう?」と思い開けてみると、F鉄工のKさんからだった。 
 
菓子屋の久保の「らびんふる」という洋菓子が入っていた。 
そして名刺が同封されていて、『毒は入っていません』と書いてあった。普通はわざわざ「毒は入っていない」と、書いてある物は怪しい物なのである。 
 
久保の「らびんふる」 
 
Kさんは、以前から私に「らびんふる」を食べさせたいのだが、久保に買いに行くと売り切れになっていて実現しないでいた。それが今日はやっと買えたらしい。 
それで届けてくれたのである。 
 
そこで早速、食べてみた。 
柔ら過ぎるほどのクッキー2枚の間にクリームが入っている。非常に軽い洋菓子だ。 
なかなか美味しい。ありがとうKさん。 
 
でも、「らびんふる」とはどういう意味なのか? 
Kさん、調べて教えてねー。 
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▼コメント(1)
名前:Solus  2010.08.02 08:08:54
 
 そうなのです。  
 
 
 北舟岡駅は列車到着時間には大変な事になります。  
 
 
 そして、私もあそこの夕景が大好きです。  
 
 
 と、コメントさせていただこうとしたら、Kさんが出てきてビックリしました。  
 
 
 あの日の出来事だったのですね。  
 
 
 先日の小樽がらす市にもお土産で『らびんふる』を持っていくと、どういう意味?と聞かれました。  
 
 
 ちゃんと答えられるように調べなくてはいけませんね。  
 
 
 仕方がない、また買いに行きますか、仕方がない・・・  
 
 
  

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プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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