■札幌に行った女房
女房の友人であるXさんから電話があった。 『8月1日に札幌でSMAPの公演があり、チケットを4枚が手に入った。誰か伊達の人を誘って3人で札幌に来ませんか?』というお誘いである。
こう書くと、その友人は札幌の人なんだなーと思うのが普通だ。ところがそうではない、そのXさんは東京の人なのである。年齢は私の女房より上で、ご主人も(まだ)居る。
地元の友人の迎えで出掛けて行く
XさんはSMAPの大ファンで、公演と聞くと全国どこへでも出掛けて行く。
SMAPファンクラブにも入っていて、いつもチケットを買う。
そして、1人で行くのに、4人分のチケットを買う。
その方が抽選に当たり易いと彼女は言う。
だから、一緒に行く人が居ない場合は、3枚が無駄になる。でも、そんなことは気にしていない。
今回も女房の都合が悪ければ、3枚は無駄になった筈である。
留守番なので仏像を彫る
Xさんは言う。『3人分の札幌のホテル代も出すから、一緒に盛り上がって楽しめる人を誘って来て欲しい』。
そこで女房は地元の女性Tさんに声を掛けた。
そして、Tさんのお友達を誘って、3人で札幌に出掛けて行った。
その日の遅い時間にコテージに戻った女房は、キムタクを見られて大満足のようだった。
SMAPの何がいいのか私には分からない。
SMAPを見る双眼鏡(Iさんから借りた)
女房の友人達には桁違いの金持ちが多く、そういう人達とお付き合いするのは引退した私達には段々と難しくなって来た。
(おまけの話)
今までに日本だけでなく、外国でも色々な公演を見て来た。
山帽子
NYブロードウェイでは出演者全員が全裸のミュージカル『オー、カルカッタ』を見た。
韓国の包丁を使ったミュージカルも良かった。
エジプトではナイル川クルーズの時に民族衣装を来て、自分がイタリア人観光客の前で罰ゲームの踊りをさせられた。
そんな中で一番記憶に残っているのが、新宿厚生年金会館で行われた『セルジオメンデスとブラジル66』である。
これは女房と婚約した時に見に行ったので、よく覚えている。
札幌ドームのお帰り案内書
その頃は地元に「サレジオ学園」という孤児を預かる施設があったので、音楽に疎い姉が、『サレジオ学園の音楽を聞きに行くの?』と私に聞いたことが忘れられない。
その姉はいまだに音楽音痴である。