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[2010.11.16]
■シニア割増
友人のS君からお誘いがあり、Y君と3人で陣場山にハイキングに行った。 
高尾駅からのバスの終点である小仏バス停から景信山に向って登り始める。天気も良く、少し肌寒く、絶好の山登り日和である。 
 
でも最初から急坂で、シニアの私には登りがキツイ。 
久し振りの山登りで、調子が出ない。休み休み進む。 
S君がガイドブックを見ながら、『我々はシニアだから、本に書いてある所要時間の5割増しだな』と言う。 
 
急坂を登る 


やっと景信山頂上(727M)にたどり着いた。 
少し休んで先に進み、明王峠で昼食にする。 
30分ほど休んでから、最終目的地の陣馬山に向う。 
 
午後2時過ぎに陣馬山頂上(855M)に到着する。 
見晴らしが良い。 
遠くに新宿のビル群、右手には横浜ランドマークタワーも見える。ひんやりとした冷気が顔に当たり、気持ちが良い。 
 
陣馬山頂上から遠く新宿のビル群を見る 
 
陣馬高原下バス停からのバスの時刻が午後3時25分なので、それに間に合うように山を下りる。 
ガイドブックでは40分と書いてあるが、私は下りはシニア割増は不要だろうと考えた。 
 
ところが、これがトンデモナイ勘違いだった。 
急な下り坂で、膝はガクガクするし、関節が痛くなって来た。それでも、その次のバスは1時間待ちなので、なんとか頑張る。 
 
落ち葉を踏みしめて 
 
ヨロヨロとバス停に着いた時は、既にバスは出てしまっていた。 
それなら、あんなに頑張らなきゃ良かった。 
S君の言うシニア割増には間違いが無かったのである。 
 
シニアになると割引というのはよくあるが、割増は初めてだった。 
 
林の中を進む 
 
(おまけの話) 
出発の前にS君からメールが入った。 
『陣馬山遠征?の計画をお知らせします。 
9日 JR高尾駅北口に9時集合。バス乗り場から9時12分発。熊、猪に襲われても大丈夫な用意をして下さい。 
 
最近のテレビ・ニュースでは毎日のように、日本のどこかで、『熊が人を襲った』という報道を見る。 
どうやら、自然が人間に対して逆襲を始めたように感じる。 
 
橋本さんが仕留めた300キロの熊 
 
そんなことを考えていたら、伊達市大滝地区のFさんからメールが届いた。そこには巨大なヒグマの写真が添付されていた。 
そして、私と同じ名字の「橋本さんが仕留めました。300キロは越えているようです。詳しくはYさんが取材に行っています」とあった。 
 
取材記事・動画が見られます)  
 
ところで、メールをくれたS君の当日のスタイルは、「熊に襲われたらひとたまりもないような格好だった」。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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