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[2010.11.17]
■ぶらり全駅下車の旅 (西国分寺~国立)
西国分寺駅というのは、かなり後に作られた駅である。 
1973年に開設されたので、私が中学・高校に通学していた頃にはまだ存在していなかった駅である。 
 
西国分寺駅の南口から南に進む。 
すると、国立へ行く道路に突き当る。 
その道路の向こう側の、少し奥に同級生のS君が住んでいる。彼は元プロ野球のピッチャーだった。 
 
西国分寺駅前のオブジェ 


その道を西に進む。すると都立府中病院が現れる。 
ここには私も女房も、随分とお世話になった。 
同行したY君もお世話になったようで、この辺りの人達には心強い病院なのである。 
 
都立昭和病院 
 
更に進むと「たまらん坂」を下る。 
昔の一橋大学の学生が、この急坂を登る度に、『たまらんなー』と言ったことから名付けられたそうだ。 
 
たまらん坂の下には寂しい商店街がある。 
その商店街を元気づけようとしているのか、同級生で作家の嵐山光三郎君がイラストを描いた旗がアチコチの電柱に取り付けられている。 
 
嵐山光三郎のイラスト入りの旗 
 
坂を下りた交差点を左に折れる。 
この一帯の住宅街を、昔は「プレスタウン」と呼んでいた。 
それは、新聞関係の人が多く住んでいたからのようだ。 
 
嵐山光三郎君のお父さんも新聞関係者だったので、彼も引き続きここに住んでいる。 
静かな住宅街を抜けて、また元の道に戻る。 
 
この道は朝日通りと呼ばれている。 
国立駅から見ると、この道は太陽が昇るのが見えるからだ。その道を進むと、間もなく国立駅であった。 
 
朝日通り 
 
(おまけの話) 
国立駅近くで昼食を食べることになった。 
この町はお洒落な店が多いが、その中でも人気のあるイタリアン・レストランに行った。 
 
路地を入ったところにひっそりとあるその店は、女性好みの店である。 
歩いた後で少し暑かったので、外のテーブルに座る。 
 
ランチ・メニューから私はAランチを頼んだ。 
大食いのY君はBランチを頼んだ。 
Aはサラダ、スパゲッティ、コーヒーであるが、Bはその他に肉料理が付く。 
 
裏通りの洒落たイタリアン・レストラン 
 
スパゲッティを食べ終ったが、Y君の肉料理が出て来ない。ウェイターに問い合わせたら、Bの注文が入っていない。 
きっと彼は気を利かせて、『メタボだから、肉は食べない方がいいのでは・・・』と言わずに、黙ってAランチにしたんだろう。 
 
あの後に、家に帰るまでにY君は何か買って食べたかなー? それが心配な私であった。 
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▼コメント(1)
名前:H.YAMA  2010.11.18 16:24:02
私は外食が好きです。何処で何を食べても美味しく感じられ、余分に注文をしてしまいます。妻の亡くなった現在は、お嫁さんに食事の面倒を見てもらっておりますが、メタボなの身体を心配して少なめの分量と高血圧のための減塩料理を作ってくれる。これは有難い事ではありますが、目を離すと濃いめの味付けと大食いの習慣に戻ってしまいます。  
先日秩父へ同行してくれたH君は、糖尿病の知識が豊富で、薬に頼らずに運動と食事で治したという。過食、塩分取り過ぎ、運動不足が揃うと寝たきり爺さんになってしまうと驚かされましたが、真剣に受け止めなければいけませんね!帰り道に3時のおやつにアンパンを買いました。 

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プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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