■有名ブランド米の食べ比べ
私は朝食はパン食で、昼はそば類、そして夕食の時だけお米を食べる。これを長年続けている。 こうして考えると、1年に365回、10年生きたとしても、3650回しかお米を食べる機会が無いことに気付く。
それなら、なるべく美味しいお米を食べたいと思うようになった。
そんな時にテレビで「龍の瞳」という米を知った。
これは岐阜県で突然変異で現れた「こしひかり」の変種で、米粒がこしひかりの1.5倍もあり、かなり美味しいらしい。
龍の瞳
そこで、すぐに取り寄せてみた。
5キロで、送料込みで6000円を越すのであるから、かなり高い。
1週間くらいして、龍の瞳が自宅に届いた。
米粒は確かに大きいが、少し白濁している。それが特長だそうだ。
その日の夕食に食べてみた。
口に入れた感じでは、「米がシッカリしている」という気がした。
魚沼産コシヒカリ
食味はコシヒカリに似ている。
でも、値段と比較して、「どうかなー?」というのが私の感想だ。
北海道伊達市に行く前は、新潟県魚沼産のコシヒカリを食べていたが、北海道米を知ってからは、「ななつぼし」がお気に入りとなっている。
最近の地球温暖化の影響で、米の主要産地は遠からず北海道になると私は感じている。
3種のブランド米の比較
(左からコシヒカリ、龍の瞳、ゆめぴりか)
その後、北海道で評判の新品種「ゆめぴりか」を頂いて食べたら、すっかり気に入った。
今年はその「ゆめぴりか」を伊達市の農家のSさんに頼んだのだが、『夏の猛暑のせいで、売るほどの量の収穫が無かった』と連絡があり、ガッカリしている。
今年の我が家の夕飯は、どうすればいいのー?
Sさーん。
自分で探して取り寄せたゆめぴりか
(おまけの話)
最近の若者はあまり米を食べなくなったと聞く。
ファスト・フードを食べる人が増えたのが、その原因かもしれない。
洋食が好きになると、どうしても米離れが進んでしまう。
マクドナルドのハンバーガーに米は合わないし、ピザにもスパゲッティにも合わない。
これらはみんなベースは小麦粉である。
鮭寿司になったゆめぴりか
唯一、頑張っているのが牛丼屋である。
牛丼は米の代りにパンでは、多分、食えないだろうと思う。
先日、米粉で作ったパンを食べた。
これはあまり美味しくなかった。
やはり日本の米を食べるには、日本食に限る。
特に美味しい漬物があると、米も美味しく感じてしまうのである。