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[2010.12.14]
■昼間から忘年会
11月の後半になると忘年会の話が出るようになる。 
現役の時でも、私は酒を飲まないので忘年会は4回くらいの出席で、10回なんて猛者もいたから少ない方だ。 
 
ところが、引退すると忘年会は殆ど無くなる。 
また、その年の忘れたいと思っていることも無くなるから、忘年会は必要無いという事情もある。 
 
ニューヨーク世界博覧会会場跡地に今も残るモニュメントの地球儀  (Aさん提供) 
 
私は今年は2回の忘年会がある。 
1回目は46年前にニューヨークで一緒に働いた仲間である元バスボーイの集まりだった。 


元バスボーイ達は色々なところに住んでいる人が多いので、場所は集り易い銀座となる。 
ウェイトレスとして一緒に働いた女性達も来るというので、帰りのことを考えて、昼間からの忘年会となった。 
 
有楽町駅前の年末ジャンボ宝くじ売り場 
 
今年の会場は私がNYに行く前に研修の場所となったニュートーキョーである。 
参加者は13名で、当時の上司であったSさんも来た。 
彼らとは時々会っているので、いつもの同じ昔話は聞き飽きた。 
 
そこで、最近はニューヨークから帰って来てから後のお互いの色々な話となる。 
今回は結婚、離婚に関する私の知らない秘話が多かった。 
1回しか結婚をしていない私なんか肩身が狭い。 
 
不況で閉店間際の西武デパート 
 
それにしても、彼らは見た目も若いし、気も若い。 
あの時代にニューヨークに行こうと考えるくらいの男達は、どこか違っていたのかもしれない。 
 
こうやって忘年会は終ったが、この年になると、忘年会というのは「その年の嫌なことを忘れる為に開くのではなく、年齢を忘れるために開くようになって行く」のである。 
 
夜の銀座ネオン街 
 
(おまけの話) 
さて、銀座の夜の話である。 
ニュート−キョーで忘年会を終り、二次会にバー「ダンボ」に行った。 
この店は一緒にニューヨークに行ったSさんの経営である。 
 
彼は見たところがディズニー映画のダンボに似ていることから、あだ名がダンボちゃんだったので、店の名前もダンボとなっている。 
 
「銀座で酒を飲む」と言うと、「凄いねー。高いんだろう?」と言われるが、ここは違う。 
気の良いマスターが、小さな店を1人で30年も切り盛りして来た男の世界だ。 
 
バー「ダンボ」  
久し振りに会ったダンボちゃんも年をとった。 
聞くところによると、来年で店を閉めるという。 
ダンボちゃんも年には勝てないようだ。 
 
こんな素敵なお店が終りになってしまうのは寂しい。 
伊達の人達も、東京へ出張の際は「ダンボ」へ行ってみてね。 
 
(おまけのおまけ) 
忘年会の時の写真を送ってあげたら、C子さんが趣味の俳句でその時の感想を送って来た。 
 
*年忘れ 昔の美男 美女集ひ 
 (の)・・・今もそれなりにの意(笑)  
 
*年忘れ 昔は美男 美女集ひ 
 (は)・・・今は面影なしの意(笑)  
 
あの時の女性達はみんな美人だった・・・・ような気がする。 
今になって思うに、面接重視の試験だったのかもしれないなー。 
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▼コメント(1)
名前:otaki  2010.12.14 06:24:57
昼間なのに「さがみ」は退職者と見られるシニアの忘年会グループが沢山来ていて盛況でしたね。シニアが不況を救う?という感じを受けました。 

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プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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