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[2010.12.15]
■ぶらり全駅下車の旅 (豊田~八王子)
JR豊田駅に10時に集合となっていたが、私は20分も早く着いてしまった。15分前に豊田に住むY君が来た。 
 
今日から同級生のK君も参加することになった。 
K君は2分前にやって来た。 
シニアが約束すると、時間よりかなり早く来てしまう傾向がある。時間ギリギリに来るというのは、K君はまだ若いのである。 
 
浅川の土手を歩く 


Y君の地元なので、彼の案内で駅の南側を行くことにする。 
ダラダラと坂を下りて行くと、開けた場所に出る。 
この辺りは昔は田圃だったそうで、今でも農業用水路がある。 
 
そこには小魚が泳いでいるので、水が綺麗なのだろう。 
 
農業用水路の魚たち 
 
更に進むと浅川に出る。 
その川の向こう側には京王線が走っていて、更にその奥は多摩丘陵地帯となっていて、宅地開発が盛んに行われたので、ビッシリと家が建ち並んでいる。 
 
浅川の堤防の上を3人でノンビリと歩いて行く。 
川には釣り人も見える。 
まだ農家もあって、オバサンが農作業をしているのが見える。 
 
多摩丘陵に建つ家々 
 
更に進むと北野に出るので、そこから北に向う。 
八坂神社にお参りし、16号線のバイパスを横切る。 
横道にそれて裏道を行こうとしたら、行き止まりだった。 
 
元の道に出て先に進んだら、そこが八王子駅南口だった。 
八王子らしくもない41階建てのタワーマンションが駅に隣接して建っている。 
私の知らない間に、八王子も都会になっていた。 
 
41階建てのタワーマンション 
 
(おまけの話) 
豊田駅から10分くらいの住宅街の中に蕎麦屋があった。 
オーナーは同級生のI君で、私達夫婦はよく通った。 
彼の打つソバも美味しかったが、手作りの料理が美味しかった。特に、「揚げ出し豆腐」が絶品だった。 
 
普通の揚げ出し豆腐ではなく、手作り豆腐を丸めて揚げる。それを出汁の利いたソバ汁に入れて出す。 
これがなんとも美味しい。 
 
街路灯の上にとまる鳩たち 
 
ところが、ある日の夕方に店に行ったら閉まっていた。 
後日、友人に聞いたら、『亡くなった。』と言う。 
これには驚いた。 
 
もう一度、I君の作る揚げ出し豆腐を食べたいなー。 
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▼コメント(1)
名前:H.YAMA  2010.12.15 13:30:22
豊田には昔の田園風景の名残がまだ残っております。学校にプールの無い時代ですから、浅川は泳ぎを教えてくれる雄一の先生でした。沢山の石を針金で撒いて「ジャカゴ」を川底にうずめて堤防の補強にしていたのですが、恰好の小魚やうなぎの住みかとなっており、素潜りで水中メガネもなく追いかけて遊んだものです。それで水泳がうまくなり今でも孫に負けずに競争に勝てることを自慢しております。近頃は水質も良くなり、再び鮎の溯上が観られます。川の途中、途中に階段状の鮎の通り道が 出来ております。時期になりますと、小さな鮎が飛び跳ねながら上流を目指しております。  
I君の創作料理のニンニクがたっぷりと乗った「豆腐ステーキ」は絶品でしたね。 

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プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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