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[2011.02.15]
■秩父34札所 満願の旅
秩父34札所巡りの最終回である。 
11月26日から始まった巡礼の旅は、34札所を巡るのに5日間を要した。 
 
最終回は2月4日で、33札所と34札所の2ヶ所のお参りである。今回はニュージーランドから戻ったH君も参加した。 
 
33番札所 (菊水寺の天井) 


西武秩父駅からバスで泉田まで行き、そこから歩く。 
お参りを済ませて、また駅に戻り、次は秩父鉄道で皆野駅で降りる。 
そこからは町営バスで、最終目的地の水潜寺の前に着く。 
 
水潜寺の石段 
 
水潜寺で納経をする時に、若い僧侶に質問した。 
私  『バスと電車で巡礼をしても、ご利益はありますかねー?』。 
僧侶 『ご利益とは宝くじが当るというような特別なことではなく、毎日が何事もなく過ぎて行くことです』。 
 
その言葉に私はかなり納得したのだが、その後の僧侶の言葉で大なしとなった。 
 
僧侶 『その程度でご利益があるなら、私なんか四国霊場巡りを2回もしているんだから、相当のご利益が無くちゃー』。 
 
水潜寺へ参拝 
 
僧侶 『その時に一緒に行った友人とお御籤を引いたら、私は大吉で、友人は大凶だった。それなのに、大凶の友人は結婚出来て、私はいまだに結婚出来ない』・・・と、最後は愚痴になってしまった。 
 
私は8年前に同じ道を全て徒歩で巡礼した。 
そのお陰だろうか足も強くなったし、なによりもそのご利益でいまも元気でいられると思いたい。 
 
帰り道に八王子に出て、3人で満願祝いをした。 
そして、次の企画は大江戸線徒歩走破を約束した。 
 
水潜寺の石仏 
 
(おまけの話) 
今回の巡礼の旅に参加したH君は、第1回日目の自転車の巡礼に参加して、途中はニュージーランドへ行っていたので抜けている。 
そして、最終回の巡礼に参加した。 
 
最初と最後だけ参加して途中を抜いている。 
こういう言い方があるかどうか知らないが、これは「キセル巡礼」というのではないかなー? 
 
菊水寺への遍路道 
 
そういえば、昔の国鉄ではよく検札があった。 
キセル乗車を取り締まる為であった。 
でも、「キセル乗車」という言葉は、いまや死語かもしれない。 
 
今の若者は、そもそも「キセル」を知らないだろうから、キセル乗車となると更に分からないだろうと思う。 
「昭和は遠くになりにけり」である。 
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▼コメント(2)
名前:H  2011.02.15 09:19:58
34ヶ所中1番~12番と最後の33、34番を廻ったから達成率41%、そのくらいのご利益があれば十分です。  
さらりと書き流した文章がいい  
名前:H.YAMA  2011.02.15 06:50:32
34ヶ所の満願成就した納経帳を友人のお兄様の命日に間に合わせる事ができた。明日、ご自宅へ届けてご仏壇へ納めさせていただく。妻の最期の海外旅行(グアム)へ車いすでご一緒したお父上は、認知症が進行している。「一期一会」のお付き合いをお互いに大切に思う気持ちが今回の秩父巡礼に臨む力となった。昨年の下町七福神巡りの納経帳は、ガン再発の友人に届けたら、完治した。そして、念願の自宅の売却と新築が出来たと言う。届けた私も嬉しい。  
この巡礼に協力してくれた橋本くんとH君に感謝! 

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プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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