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[2011.05.23]
■引越し祝いは胡蝶蘭 
胡蝶蘭と言えば、私の年代では政治家の当選祝いである。当時の胡蝶蘭というのは驚く程の高値だったので、私のような普通の人には縁が無かった。 
 
それが最近は政治家が飽きたのか値段も下がり、庶民でも頑張ればどうにか手の届く値段となった。 
そのせいか、我が家の引越し祝いに胡蝶蘭が届けられた。 
それも5軒から来たのであるから、さすがに驚いた。 
 
女房の友人から 


小金井に住んでいた時は、周り中に花や草木があった。 
そのお陰で、我が家にはいつも花が絶えなかった。 
でもそのせいで、私は庭の雑草を取ったり、庭木の枝払いなどに疲れ果てていた。 
 
それからやっと解放されたら、今度は花や緑が欲しくなる。 
人間とは勝手なものである。 
 
女房の友人から 
 
女房は近くの花屋で花を買って来るのだが、その花は小金井にいた時とは比べ物にならないくらい値段が高い。 
 
我が家へ訪問するお客は、手土産に困るようだ。 
和菓子やケーキもありがたいが、女房と娘は食べないので、私が全部食べる羽目になる。そして、また太る。 
だから女房は花が届くと大喜びである。 
 
娘の友人からは少し小ぶりの・・ 
 
 
プレゼントの花が届くと、その後を追うように送り主がやって来る。 
値段の様々な花が飾られている居間は、お客の品定めみたいで具合が悪いが、他に置く場所が無い。 
 
昔から「人の来る家は栄える」と言われているが、我が家がこの先、栄えるとはとても思えない。 
体力も落ち、気力も落ち、ゴールへまっしぐらに進んで行っているように思えるのだがなー。 
 
胡蝶蘭が5鉢 
 
(おまけの話) 
引越しをする時に持って来る荷物が多過ぎることが分かり、かなりの量を捨てて来る羽目になった。 
幸いに殆どの品を女房の友人達が引き取ってくれた。 
 
「こんな物は駄目だろう」と思った品物も、「バザーに出せる」と持ち帰ってくれた。 
それでも引越してみたら、入り切らない物が出て来た。 
 
仕方なく、大工さんに頼んでクローゼットを作ってもらった。それでも、まだ入り切らない物が出た。 
 
 
S君から私への一番立派な胡蝶蘭 
 
そんな時に、思いがけず近くに住む同級生のS君が現れて、『バザーに出す品が欲しい』と、言ったのである。 
 
そして溢れていた品物を引き取ってくれて、おまけに引越し祝いの花まで届けてくれたのである。 
 
バザーで売られた我が家の思い出の品がお金に替わり、それが東北の人の助けになったのなら嬉しい。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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