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[2011.06.20]
■2人で出前に来た理由
女房の友人達が夕方からやって来た。 
引越し祝いの胡蝶蘭を頂いてから、もう3ヶ月も経っている。だから、もうその胡蝶蘭も花弁が数枚となってしまた。 
 
女房は友人達とゆっくり話をしたいので、近所のかつ屋に軽食用にヒレかつサンドを注文してあった。 
このかつ屋は、近くに住む私の同級生のO君の贔屓の店である。 
 
終りが近づいた胡蝶蘭 


前回は私が引き取りに行ったので、今回もそのつもりだった。そのつもりでいたら、店からの連絡で「届ける」ということになった。 
 
インターフォンが鳴ったので、女房は玄関に出た。 
なにやら話し声がしている。 
 
廊下を複数の人の歩く音がする。 
居間に現れたのは、女房とかつ屋の女将とコックだった。 
 
女房の友人達からのお土産の41階記念フルーツタルト 
 
2人で運ばなければならないほどの量のかつサンドは頼んでない。 
 
居間に入るなり、『うわー、凄い。こうなっているんですかー?』と感嘆の声を上げる。 
私は何が何だかよく分からないままに、遠くに見えるビルの名前などを解説する。 
 
そして彼らは喜んで帰って行った。 
 
ラートのヒレカツサンド 
 
その後、女房に聞いてみたら、『ヒレかつサンドを持って来てくれたが、なんだかモジモジしている。きっと41階からの眺めが見たくて2人で来たのだと思い、中に入れてあげた』と言う。 
 
やはりそうだったのか。2人で来た理由が分かった。 
次に店に行った時にはサービスしてくれるだろうが、注文した後にもう1品サービスされても、油物なので食べ切れないなー。 
 
O君の彼女からのアメリカ土産(甘くなくて美味しい) 
 
(おまけの話) 
大勢の友人達が我が家に来た後に、お礼のメールが来る。殆どの人は常識的な内容で、特に感動は無い。 
 
ところが、そんな中で極め付けのお礼状があった。 
それはS君からのものであるが、可笑しさと嬉しさとが混ざり合い、自分だけの物にしておくのが勿体なくなった。 
 
最近のお気に入りの「堂島ロール」 
 
『色々とお世話になりました。大変楽しい、忘れがたい一日となりました。帰宅後、家内から感想を聞かれて、皇居の園遊会に招待されたような気分と答えました。ソフィスキケートされたおもてなしに預かり、心から感激しました。』 
 
私も機会があれば、このくらいのオーバーな表現のお礼状を書いてみたいものだ。 
 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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