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[2011.08.03]
■親の小言と、なすびの花は・・・・
私の子供の頃は、夏になると八百屋に「茄子」が出て来た。 
いまでは一年中、スーパーマーケットで売られていて、茄子で季節を知るということは無くなってしまった。 
 
イコロ農園では、今年は茄子を植えていない。 
オーナーのTさんに聞いたら、『美味しい茄子を作るのは難しい。ここは土が良くないので、茄子には向かないので、今年から作るのを止めた』と、言う。 
 
壮瞥町のHさんの本格的家庭菜園のナス 


「親の小言となすびの花は、千に1つの無駄も無い」なんて格言にもあるように、茄子の花には無駄が無いようだ。 
 
咲いた花は全部、茄子になる。 
でも、場所によっては、実がなっても美味しいとは限らないようだ。 
 
 
一方、親の小言であるが、私の説では「無駄もある」である。 
私の母親は忙しかったせいか、いつも小言を言っていた。 
それが私と兄を間違えて言っていたり、自分の勘違いで小言を言っている時もあった。 
 
オヤジは滅多に小言を言わない男だったが、私が悪いことをすると、オフクロが「お父さーん」と私を叱るように仕向ける。 
 
 
そしてオヤジが私の方を見るだけで、私は止めたのである。昔のオヤジはそれだけ威厳があったようだ。 
 
特に私は「茄子の糠漬け」が大好きである。 
今はマンション暮らしとなってしまった為に糠漬けはしなくなり、なかなか食べる機会が無い。 
 
4年前の夏に、私はイコロ農園で「ナスの味噌漬け活き造り」というバカバカしいものを作った。 
あれは楽しかった。みなさんもどうぞ! 
 
 
(おまけの話) 
茄子に関する言葉には初夢にも登場する。 
「一富士、二鷹、三茄子」というが、初夢で見ると縁起が良いとされている。 
 
また、「秋茄子は嫁に食わすな」というのもある。 
秋になると茄子も小さくなり、この糠漬けも美味しいんだなー。 
 
結婚をする前の私は、オカズが無くてもナスの糠漬けだけでご飯を3杯は食べられた。 
 
東京のスーパーで買ったナス 
 
そんな言葉が残っているくらいだから、昔の嫁というのは嫌がらせを受けていたようで、今の嫁は幸せだ。 
今は「亭主に食べさせなくても、自分だけは食べる」時代となってしまった。 
 
働いている旦那がワンコイン・ランチを食べている間に、嫁の方は友達と豪華ランチである。なんか変だ。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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