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[2011.09.27]
■隅田川を歩く (1)
我が家の前を流れる隅田川は、目の前の浜離宮を境に東京湾に注いでいる。 
昔の隅田川はドブ川で、いつもブクブクとガスが噴き出していた。 
 
それも昔話で、日本経済が落ち着きを取り戻した1970年代後半頃から時代は「環境」と言い出し、段々と川が綺麗になって来た。 
 
今では魚が釣れるようになって、かなり水質が改善された。 
 
勝鬨橋(海側から見る) 


そこで暇人の私は、勝鬨橋から吾妻橋まで隅田川に架かる11本の橋を歩いて遡ってみた。 
勝鬨橋の次は佃大橋である。この橋は一番新しい。 
 
その次は中央大橋である。この橋はワイヤーで吊られていて美しい。この橋を左側に進むと東京駅に突き当る。 
 
次の永代橋を過ぎると清州橋である。 
アーチ型の橋は隅田川で一番美しいと思う。 
 
永代橋(男性的なデザインだそうだ) 
 
先に進むと新大橋で、更に進むと両国橋となる。 
相撲の行われる国技館は、以前は両国橋の手前の右側にあった。今は橋をくぐった先の右側に見える。 
 
次は蔵前橋で、この橋は派手だ。 
黄色く塗られた橋が、嫌でも目に付く。 
そこを過ぎると厩橋で、この橋の先で隅田川花火大会が開催される。 
 
清洲橋(ダブルのアーチが美しい) 
 
厩橋を過ぎると駒形橋となる。この橋の傍で店を開いている「駒形どぜう」は有名だが、私は「どぜう」は好きではない。 
 
そして最後が吾妻橋である。ここから浅草寺はすぐだ。 
また橋を渡れば、東京スカイツリーまでは徒歩でも10分で行ける。 
 
ここまで来る途中には高速道路と鉄道の橋もあるが、省略した。ゆっくり歩いても2時間半くらいで行けるので、みなさんもどうぞ。 
 
黄色い蔵前橋 
 
(おまけの話) 
今までに色々な川や橋を見た。 
小金井に居た頃は、多摩川上水、野川、多摩川が思い出深い。 
伊達市に滞在している時は、長流川(おさるがわ)に行った。 
 
世界の川も色々と見た。 
エジプトではナイル川、アジアではメコン川、アメリカではミシシッピー川とリオグランデ川、ヨーロッパではドナウ川、中国では黄河などが印象に深い。 
 
浅草の吾妻橋 
 
ブタペストに行った時に見たドナウ川は、まるで昔の隅田川のようで、メタンガスが噴き出していてガッカリした覚えがある。今は自由主義の国となり、川も綺麗になっているといいが・・・。 
 
それよりも、私はそろそろ「三途の川」の渡し銭を用意しなければ・・。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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