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[2011.09.22]
■フカヒレの被災地応援ファンド 
東北大震災が少し落ち着いて来たら、色々な問題が表面化して来た。その中の1つに、地元企業の再建がある。 
 
津波で全てを流された企業が再建するのは大変なことだと思う。 
人命が助かっても建物と設備が失われたのでは、再建は困難だろうということは、元経営者だった私には容易に想像できる。 
 
銀座三越のライオン 


そんな時にテレビ番組の「ガイアの夜明け」で、「被災者応援ファンド」というものを知った。今までも機会があれば義援金を出していたが、そのお金がどう使われたかが分からず、多少の不満もあった。 
 
ところが、この被災者応援ファンドは全国の多くの人達が自分が応援したいと思う企業に小額のお金を出して、企業再建を支援するのである。 
 
浜離宮の海鵜 
 
この仕組みを作ったのが「ミュージック・セキュリティ」という会社で、本来の業務は音楽好きの多くの人から小額のお金を集めて、埋もれたミュージシャンを世に出すということをしているらしい。 
 
私は気仙沼にある「石渡商店ふかひれファンド」に申し込んだ。 
その理由は単純で、「ふかひれ」が好きなので、ふかひれ製造会社が無くなると困るからだ。 
 
清澄庭園の鯉 
 
口だけで、「頑張れ!」と言われても、言われた方は、「言われなくても頑張っているよ!」と内心は思っているだろう。 
それよりも、今回のファンドのようにお金を出して応援してもらえるのがありがたいのではないかと思う。 
 
私の僅かな出資金で会社が立ち直れるとは思わないが、全国の大勢の人が同調してくれれば、必ず立ち直れると信じている。 
 
初秋の空と雲 
 
(おまけの話) 
フカヒレの贅沢な食べ方は、「姿煮」だと思う。 
でも、私はこれはあまり好きでない。 
私が一番好きなのは、「ふかひれスープカニ肉入り」である。 
 
築地市場では「偽ふかひれ」が売られている。 
別に買う人を騙しているのではなく、言ってみれば「カニかまぼこ」のようなものである。 
買う人は本物ではないと分かって買っている。 
 
伊達市の中華料理店「菜菜」ではふかひれは無い 
 
ただ、「偽ふかひれ」は買う人は分かっているが、食べる人が分かっていないという問題がある。 
フカヒレを食べ慣れた人は、一口食べればすぐ分かる。 
 
これは本物に比べて形が整っていることと、食べた感じが本物よりかなり硬く感じるのである。 
 
安過ぎる「ふかひれ料理」は、これかもしれない。 
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▼コメント(1)
名前:紫力  2011.09.26 15:42:16
中国では、サメを捕まえたあと、ヒレだけを切り落として、サメを海に帰します。泳ぐ術を失ったサメはゆっくりと苦しみながら死んでいきます。  
 
日本ではいかがでしょうか。 

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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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