■今年も1000人の写真展に出す
毎年5月後半になると新宿で『1000人の写真展』が開催される。 昨年はデジカメクラブの友人達と一緒に出展した。1000人までなら誰でも応募できるところが気に入っている。
特に審査も無いので、その結果として賞も出ない。
ただ、『出したい人が出すだけ』という私にピッタリの写真展だ。
大き目のパネルに14~16枚の写真が貼れるようになっているので、今年は我々のグループだけでそのパネルを独占しようという提案がN会長からあった。だが、なかなか16人は集まらない。
そこで私はNY時代の友人のOさんと、あるクラブでの友人のKさんを誘った。どちらも写真には一家言ありそうだ。特にOさんはヨットマンとして名声の高い堀江謙一の専属カメラマンである。
29日の最終日にみんなと待ち合わせて会場に行く。我々のパネルは会場の入口に一番近い場所にあったので見る人も多い。昨年は他の人の作品がすごく上手に見えたが、今年は精進のおかげか、見劣りはしていないような気がする。
『こんなので出していいのー?』というほど下手な写真もある。デジタルカメラの普及により、誰でも写真撮影ができるようになったので、俄かカメラマンが増えたが、それはそれで良いことだと思う。
でも、自分の孫やペットの写真が多いのは困りものだと思うが、どうか?孫やペットは他人には可愛くともなんともないんだということが分っていない大バカ者が多過ぎる。
あまり上手でない人の写真を見た後なので、その内に欲が出て、なにか賞が貰える写真展に出したくなりそうだ。そんなことをすると、伊達市の師匠から『10年早い』と言われそうなので、気をつけよう。それよりも写真という道具を使って旧友達と交流を深めるのが楽しい。
2枚目写真の左端の上から2番目が私の作品である。今年の3月に伊達市に短期滞在した時に撮影したもので、トーヤレイクヒルGCから洞爺湖を見たところである。
(おまけの話)
4月のある日、北海道伊達市から電話があった。
出てみると、伊達市の写真同好会からの連絡であった。
昨年の夏に伊達市カルチャーセンターで開催された写真展を見に行った時に、その同好会の係の人と話をした。そんな縁で、夏の間だけの会員になろうと思っている。
その会から『4月29日に同好会の総会があるので、来ますか?』との連絡だった。私は『6月後半にならないと伊達市に行けない』と断る。熱心なお誘いには理由がある。この会もお決まりの高齢化が進み、撮影会に行く時に車の運転ができる人が少なくなったそうだ。
そこで、若手の私を入会させて、車の運転をしてもらおうというのであろうか?そこでは、私はまだ『若手』なのだ。
小金井の自宅から