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[2011.10.26]
■大江戸線全駅徒歩の旅 (両国~飯田橋)
「大江戸線全駅徒歩の旅」も終盤にかかって来た。 
今回は両国駅から飯田橋駅である。 
 
午前10時に両国駅前に集合の筈なのに、いつもは早く来ているY君が来ない。電話をしたら、家に居た。 
『えー、今日だっけ?』なんて言っている。 
 
1週間前に確認のメールを出したら、『今回も企画・立案を感謝いたします。両国駅10時集合を了解しました』と返信があったのにー。 
 
K君の水彩画(東大構内) 
 
今からこれじゃ、来年は介護施設行きになっているんじゃないかと心配だ。 


そこでK君、H君の3人で歩き出す。 
厩橋で隅田川を渡り御徒町に入る。 
少し寄り道をして、上野の忍池の蓮の様子を見るが、もう花は終っていた。 
 
上野不忍池の蓮 
 
横丁の裏道から元の道へ戻ろうとしていたら、なんと東大の裏門に出た。学生時代は入れなかった3人なので、この際だからと裏口から入る。 
 
なんか後ろめたい気持ちになるから変だ。 
裏口入学じゃないんだから、堂々としていればいいのだが、そこは東大に劣等感を持っているせいか、そうは出来ない。 
 
東大赤門(裏から見る) 
 
学生運動が盛んだった時の象徴である安田講堂を見る。 
そして構内のカフェでお茶をする。 
東大を出る時は堂々と赤門から出た。 
もうこれで私達は、「東大を出た」と言っても、嘘ではない。 
 
そこからは春日交差点を過ぎて、後楽園の裏手を横目で見て進むと、もうそこは飯田橋駅だった。 
 
飯田橋の5差路交差点(横断歩道橋から) 
 
(今日の行程) 
両国~蔵前~新御徒町~上野御徒町~本郷3丁目~春日~飯田橋 
 
(おまけの話) 
蔵前を歩いていて思い出した。 
私の小学生の頃、オヤジは工場を経営していて、蔵前にあったエバニューという運動具の問屋と取引があった。 
 
運動会で使う競技用ピストルとか、ローラースケート、野球用のストライク、ボール、アウトなどをカウントする審判用のインジゲーターなどを納入していた。 
 
落ち着いた東大構内 
 
当時はあった「オータ」というトラックメーカーの車で納入する時に、私もたまに付いて行った。 
問屋に付いて仕事を終えるまで、オヤジはエンジンを切らなかった。 
 
なぜなら、当時の車は一度エンジンを切ってしまうと、次には掛らないかもしれなかったからである。 
いまはエンジンキーを差し込まなくても、エンジンが掛る時代となった。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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