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[2011.10.31]
■14分の1の確率で
東京都港湾局が「東京港行開港70周年」を記念して、体験乗船の希望者を募集した。東京湾の船の上から、東京港を見てみようという企画だ。 
 
乗船出来る船は6隻で、日にちも色々と用意されている。 
でも、この企画は無料なので、希望者は多いだろうと想像された。そこで、くじ運が強い私でも、外れることも考えて14枚の往復葉書で応募した。 
 
青海埠頭に停泊する帆船「日本丸」 


このくらいの枚数の葉書に宛名、希望日、希望船、人数、そして返信用の葉書にも自分の住所を書かなければならないのは大変だ。 
そこで、プリンターで印刷することにした。 
 
往復葉書に印刷してみて、気が付いた。 
反対側を印刷したら、返信用の宛名が違う面に印刷されている。 
これでは使えない。 
 
外れた往復ハガキのお知らせ 
 
仕方ないので郵便局に持参して、1枚10円の手数料を払って新しい往復葉書に交換してもらった。 
最近はこういうドジなことをするようになってしまった。 
 
娘は、『プリンターで印刷した葉書なんて、主催者が外れにする』と冷たいことを言う。 
そこで、投函日と場所を変えて、1枚ずつ14回に分けて応募した。 
 
第一次南極観測船「宗谷」 
 
そして、やっと届いた返信用葉書は当りが1枚だけだったのである。 
 
当日の10月22日の天気は、生憎の曇りだった。 
それでも、大型クルーザーに乗って東京湾を巡る旅は、無料ということもあり楽しい。 
 
海から見る東京は岸部は全て埠頭となっていて、大型のクレーンやコンテナ船が見える。自然とは違い、こういう風景もまた素晴らしい。 
 
東京湾埠頭の大型クレーンとコンテナ群 
 
(おまけの話) 
比較的にくじ運が強い私は、抽選に当ることを前提に、色々な友人達に声を掛けておいた。 
『東京湾の船に乗る企画に応募した。当ったら、誘うので一緒に船に乗ろう』 
 
学生時代の友人は、『土曜日は都合が悪い』と、彼も当ると思ってメールを寄越した。マンションに住む知り合いにも、『抽選だが当ると思うので、一緒に船に乗りに行こう。』と話してある。 
 
北海道の人には懐かしい青函連絡船「羊蹄丸」 
 
それなのに、当ったのはたったの1枚だけだった。 
家族にも当然話してあったので、1枚だけなら家族を優先しないと、後々の生活にも影響する。 
 
そんなわけで、1枚しか当らなかったので、友人のみなさんは「ごめんなさい」。なんで1枚しか、当らなかったんだろう? 
 
「1枚当りゃ、いいだろうが!」という声が聞こえて来そうだ。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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