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[2011.10.28]
■日本橋べったら祭 
人形町で「日本橋べったら市」があると知った。場所は人形町交差点から少し北の小伝馬町交差点に近い、宝田恵比寿神社を取り巻く道路で行われている。 
 
「江戸時代の商人は露店の売り上げ状況を見て、年末商戦の仕入れや値決めをした」と言われているほど、このべったら市は商人にとっては重要な市だったそうだ。 
 
べったら市の提灯 


普段はあまり「べったら漬け」を食べない私だが、暇だから行ってみることにした。こうやって色々なイベントに参加して、自分から忙しくしてしまっている。 
 
このマンションに来てから「日本語教室」も始めたし、マンションの管理組合の委員会にも2つも入った。 
火曜・金曜会というジジイの会にも入った。 
ゴルフ同好会にも入った。 
 
境内は無い宝田恵比寿神社 
 
女房は『忙しい方がボケないわよ』と言うが、もうボケているのは自覚している。 
 
宝田恵比寿神社は大きな神社を見慣れた私には小さ過ぎる。 
ビルの谷間に申し訳なさそうに、小さくなって建っている。 
 
神社への参道は屋台で溢れている。 
およそだが、100軒以上は出ている。 
こんなに多くの屋台を見たのは、私は初めてである。 
 
べったら漬けと関係ない屋台ばかり 
 
それなのに、「べったら市」というのに、べったら屋は3軒しか出ていない。 
他の屋台は全て焼きソバとか、お好み焼きとか、チョコレート・バナナなどのお祭恒例の屋台だった。 
 
私は少なくても20軒くらいは「べったら屋」が出ているだろうと思ったので、期待外れもはなはだしい。 
仕方なく、べったら漬けの名店である「にいたか屋」でべったら漬けを買って帰ったら、家中がべったらの匂いで充満してしまった。 
 
老舗の「にいたか屋」 
 
(おまけの話) 
「日本人と漬物は切っても切り離せない」と、私は思っている。 
ところが、最近の若者はそうではないらしい。 
 
「美味しい白米があれば、おかずは漬物だけでいい」なんて言うと、若者に、「貧乏なんだなー」なんて思われてしまう。 
 
べったら漬け(1本 1600円くらい) 
 
日本の若者が米と漬物を食べなくなってから、「キレル」若者が増えたように私は感じている。ハンバーガーなんか食べていないで、米を食え。 
そうすれば、キレルこともなくなる。 
 
最近はジジイもキレルようになった。 
どうやら食事の洋風化が原因のようである。 
 
日本人は、せめて東京人はみんなで米は「ゆめぴりか」で、漬物は「べったら漬け」を食べよう。そして、本来の日本人に戻ろうではないか。 
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▼コメント(1)
名前:甲子園59  2011.10.30 21:53:18
よくよく調べてみると、東京には、祭りやイベントやら沢山ありますね。実は小生の卒業した小学校、中学校は人形町にあります。 

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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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