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[2012.08.30]
■大人の綱引き 
「全日本国綱引きフェスティバル」という見なれない文字を見掛けた。 
何だろうと思って詳しく見たら、中央区総合体育館で「綱引き大会」があると分かった。 
 
大人の綱引きはまだ見たことがない。 
そこで早速行ってみた。 
人形町からもそう遠くない。明治座の前を通ってすぐの場所である。 
 
全日本綱引きフェスティバル 


体育館の2階が綱引きの会場で、観客は3階の客席から見るようになっている。私の着いた時は丁度、開会式の最中だった。 
 
試合の前の式典 (ミス中央区も参加していた) 
 
それが終るとトーナメント方式で綱引きが始まる。 
1チームは6名から8名で構成されている。 
全員がお洒落なユニフォームで身を固めているチームもあれば、飛び入り参加の私服組とか、宅急便のヤマトの制服組もいてバラエティに富んでいる。 
 
強いチームは形が違う 
 
変わり種は相撲取りチームである。 
周りからは浮いているくらい体がでかい。 
いかにも力がありそうである。 
試合の前から勝敗がついていると思った。 
 
ところが始まってすぐに分かった。 
綱を引くスタイルがなっていないのである。 
同じ人数なのに、ズルズルと引っ張られて行き、最後は総崩れとなって転がった。綱引きにも基本があるようだ。 
 
相撲取りチームは形が駄目だ 
 
強いチームは靴から違う。 
どうやら綱引き用のブランド靴というのが売られているらしいと分かった。 
大事な靴らしく、始まる前はカバーを付けて履いている。 
そして、試合の直前にカバーを外す。 
 
綱引き専用靴 
 
女性チームも何組もいる。 
みんな同じユニフォームで、同じ靴を履いている。 
試合が始まるとアップには堪えないので、写真は遠景にした。 
アップなんかで撮ったら、後から怒られそうだ。 
 
女性チームは体格が良い。 
 
1時間半くらいを楽しんだ頃に、女房からメールが入った。 
『人形町の蓬莱軒で待つ』・・と。昼食の約束をしていたのを忘れていた。 
 
全日本綱引きフェスティバルのポスター 
 
(おまけの話) 
子供の頃の運動会では「綱引き」はメインイベントだった。 
クラス毎に分かれて、大勢で1本の綱を引いた覚えがある。 
これは勝っても負けても気が楽だった。 
誰のせいでもなく、みんなのせいに出来た。 
 
勝負は2分ほどで決まる。持久力の勝負だ。 
 
生憎、私は足が遅いので徒競争では入賞したことがない。 
だからリレーの選手に選ばれることもなく、いつも足の早い同級生を遠くから眺めていた。 
 
でも私にも自慢出来ることがあった。 
それは徒競争用のスタートのピストルを我が家で作っていたのである。 
 
右は女性チーム、左はヤマト運輸チーム 
 
他にも、あるメーカーのOEMでエキスパンダー、ローラースケート、野球のスパイク、スキーの金具などを作っていた。 
 
私の子供時代は運動はあまり得意ではなかったが、最新の運動具には詳しいという変な子供だったようだ。 
 
女性同士の真剣勝負 (綱を引く形が良い) 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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