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[2007.10.04]
■感動のダイヤモンド有珠山を撮る
トーヤレイクヒルGCの敷地内を更に上に登ると立香山をいう山の頂上に出る。 
四輪駆動車でないと行けないが、コテージから約10分強で行ける。このゴルフ場の専属カメラマンを勝手に自称している私は時々ここで写真を撮っていて、ゴルフ場のHPに『立香の四季』というサイトを持っている。 
トーヤレイクヒルゴルフ倶楽部  
時々、山の頂上に登り夕陽や朝陽などを撮影していて、ある日気が付いた。東京にいる時は『ダイヤモンド富士』を撮ったのだから、ここでは有珠山に沈む太陽がそれになるのではないかと閃いた。 
 
6月にここへ来た時は太陽がかなりウインザーホテルに近い位置に沈んでいた。 
それが段々と左へ移動して行き、これだと有珠山の頂上に沈む時が来るのではないかと思った。これぞ『ダイヤモンド有珠山』である。 
この写真を撮ったことのある人はいないのではないかと思い、かなり優越感を感じた。 


時々、立香山の頂上まで行って夕陽の位置を確認した。私の予想では9月10日前後がその時であると考えた。でも、忙しくてなかなか行けない。 
 
 
そうこうしている内に天気が悪くなり、また行けなくなった。やっと晴れた日の9月11日の午後5時にコテージを出発する。私1人だけである。ところが、太陽はまだ有珠山の右側に落ちている。 
 
まだ少し早いようだ。私は15日がその日ではないかと予想した。ところが、その日には台風が来てしまった。その後も忙しい日が続いたり、天気が悪くて行けなかった。やっと行った9月23日には太陽は有珠山の左に大きく離れて沈んでいた。 
 
引退したのだから、『いつでも好きな時間に好きな所に行ける』と思っていたら大間違いだ 
った。なんで、こんなに忙しくしているのだろう。全て自分が悪い。来年こそはダイヤモンド有珠山を撮ろう。 
 
(おまけの話) 
夕陽の写真は誰が撮っても綺麗に撮れると思う。 
その時間にそこに居さえすれば良いからだ。そこへ行くと朝陽は難しい。 
先ず早起きをしないといけない。そして、起きてみないと太陽が昇るかどうか分らない。 
 
そんなことはないか!早起きしてその場に行ったら曇が邪魔していたら台無しである。 
だから私は夕陽の撮影が専門である。夕陽を撮る場所は立香山の頂上である。 
コテージからパジェロで12~3分だが、ここに行ったことのある人は少ない。私が案内した人はその景観に必ず感動する。壮瞥のM宮司夫妻なんか泣いていた(嘘)。 
 
私の夕陽写真を見た東京の友人のOさんから撮影条件を教えて欲しいと連絡があった。 
連絡はしたが、どんな条件でも撮れるから心配ない。 
だが、絵画でも写真でも夕陽を題材にした物は売れないという。誰でも落ちて行く様より昇って行く方が好きだからだ。人生の日没に近い私だからこそ、私は夕陽写真に拘りたい。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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