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[2013.01.15]
■ニコラスの17番
同じマンションに住むXさん夫妻から「忘年会をやろう」と誘われた。 
そこでもう1組のYさん夫妻も誘うことにした。 
 
Xさんは肉が大好きである。 
その奥さんは寿司が大好きである。 
私の女房は寿司が大好きで、毎日でもいいと言う。 
私もXさんも寿司は嫌いじゃないが、好きな方には入らない。 
 
地下鉄六本木駅の改札口の壁画 


YさんはなんでもOKのようだ。 
しかし奥さんはベジタリアンではないが、肉は殆ど食べないと言う。 
そうなると3家族で一緒に行く店が無い。 
 
六本木ヒルズの案内板 
 
そこで以前からXさんに誘われていた、六本木のイタリアンレストランのニコラスに行くことにした。私はニコラスには思い出がいっぱいある。 
以前は、本店は横田基地の向かい側にあって、我々夫婦はかなり昔から通っていた。 
 
サンタクロース用の靴下 (東京ミッドタウンで) 
 
どういう事情かは知らないが、その後、経営が変わり横田店は「ニコラス」を名乗れなくなり「二コラ」という名前でやっている。六本木店の方は相変わらずニコラス」を名乗っているところをみると、こちらが正統派なのだろう。 
 
六本木交差点近くの「おつな寿司」 
 
創業者はイタリア系アメリカ人のニック・ザコベッティで、戦後、軍属として日本にやって来て、退役後横田基地の前でアメリカ兵相手にピザ屋を始めたのが原点らしい。 
・・・・・・というわけで、六本木ニコラスに3夫婦で出掛けた。 
 
ニコラス・ピザハウス 
 
飯倉の近くの店はかなり古く、内装も改装された形跡が無い。 
私達は横田基地店の思い出の味を求めて、メニューから17番のピザを注文した。他にオニオングラタン・スープ、グリーンサラダ、仔牛のカツレツなどを注文したが、ピザ以外は横田基地店とは違い、少し期待外れだった。 
 
ニコラスの今月のお勧め料理 
 
それでもそれぞれが好きな物を注文し、3時間も滞在して楽しいひと時を過ごした。他の2夫婦はワインを飲み、私達はジュースを飲み、それでも話は盛り上がる。 
これが大人の付き合いというものなのだろう。 
 
思い出というのは、いつの間にか美化されてしまい、『あの頃は良かった。』とか、『あの味は最高だった』などというのは、実は本当かどうかもハッキリしなくなっている。 
ニコラスの17番のピザも、そういう類のことかもしれない。 
 
お土産にも買って帰った「17番のピザ」 
 
(おまけの話) 
六本木で気になっている店に、中華そばの「幸楽苑」がある。 
ここはチェーン店で、私が以前に住んでいた小金井の家の近くにもあった。 
そこの中華そばは東京風で、今のコッテリ系とは違い、私は好きだった。 
 
幸楽苑(六本木店) 
 
そこで懐かしくなり、地下鉄に乗って、わざわざ六本木まで行った。 
そして中華そばを食べたのである。 
お勘定の段になり、価格が違うのに気が付いた。 
 
304円のつもりでいたら、409円だと言う。 
そこで詳しく聞いてみたら、『六本木店だけは今までの中華そばのメニューは止めになった。先ほどの中華そばは、その上のランクの極旨醤油ラーメンです』と言うではないか・・・。 
 
幸楽苑の中華そば 
 
私はガッカリした。 
チャーシューもバラ肉を巻いて茹でた煮豚に変ってしまっているし、スープの味も少しくどい。 
六本木交差点の傍で、304円の中華そばで商売をすることに無理があるのだろう。 
店長らしき女性が、『今でも郊外店では304円の中華そばはあります』と言ったのが、妙に腹立たしかった。 
 
東京ミッドタウンの雪だるま 
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▼コメント(1)
名前:kenji watanabe   2013.01.17 20:13:25
ブログの閉鎖は残念です。再開したらお知らせください。 

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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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