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[2005.07.13]
■悟った男はどこかが違う!
伊達に来て4日目になっても天気は回復せず、痺れを切らしてしまい、今日は霧の中を思い切ってコースに出ました。 


久し振りのゴルフということもあり、また霧で先が見えないし、更にゴロゴロしていたので体が全く鈍ってしまっていて、スコアは散々でした。 
 
午後からは空も明るくなって来たので、山を下りインターネットの接続をしてメールのチェックをしました。 
その後、町の外れで農業をしているTさんを訪ねました。 
 
Tさんは昭和24年生まれの現役バリバリの中年オヤジでして、本職は伊達・室蘭地区でカメラ店を展開しています。また、若い時はやる気満々のビジネスマンだったので、カメラ店以外に富士フィルムの現像所、サンリオ・ショップ、ドトールコーヒー、ファンシーグッズ店など、色々な商売を多角経営していました。 
 
彼はもうお金は十分だと思ったのか、何か思うところがあったのか、突然のように『これからは農業だ!』となったのです。 
 
昨年の夏に私達が滞在していた頃に7200坪という広大な農地を購入しました。農業従事者でないと農地は買えないので、農業生産法人『ストローク』という組織を立ち上げて農地を取得し、通称『イコロ農園』という名前で野菜などを育てています。 
 
イコロとは聞きなれない名前なので、寺島さんに聞いてみたら、『アイヌ語で、みんなの宝物』というそうで、なんとも良い名前ですねー。 
 
温室に居た農家1年生のTさんは長靴でジーパンに藍染のシャツといういでたちで、形だけはもうスッカリ農家のオヤジです。 
以前に来た時にあった古い農家を取り壊し、今は地元のS建設にお願いして立派な『憩いの家』を建設中でした。(添付写真) 
(S建設の社長は今年から私の海釣りの師匠です。) 
 
まだ、どのように農業をやっていくかは決めていないので、今年はとりあえずは手当たり次第に色々な作物を育てています。・・・というように見えました。 
ジャガ芋、レタス、人参、ゴボウ、大根、トウモロコシ、サニーレタス、ネギ、他にもまだまだ沢山の野菜、更には彼の奥さんの好きなハーブが沢山あります。 
 
なんと、驚くことに水田までやっています。 
果樹としてはサクランボが10数本あり、これは荘瞥町のI果樹園のTさんがここまで来て枝の剪定をしてくれたようです。 
(Tさんと私とは温泉巡りのお仲間です) 
 
温室の中の椅子に座り、過去のこと、これからのこと、農業のことなどの話しを聞きましたが、静かにとつとつと話すTさんの話は情熱に溢れたものでした。いいですねー。こういう男は! 
 
次回は農園の草取りを約束して、お土産に帰り際に収穫した野菜を沢山もらってコテージに戻り、夕食に食べました。 新鮮で美味しかった! 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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