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[2005.07.14]
■里子に出されたラーダ
伊達に来る直前に思わぬ問題が発生しました。 
例年は留守中の家の管理と飼い猫の世話をお願いしているMお婆さんが出発前日に家に来まして、『今年は猫の世話は難しい』、『もう私も年なので毎日は来られない』と言うのです。 
 
毎日来てくれないと餌を食べられない猫は死んでしまうかもしれません。 


急なことなのでホトホト困りました。 
急な話なので誰も預かってくれる人もなく、とりあえず伊達に連れて行くことにしました。ゴルフ場では予想通りですが、『コテージで猫は困る。匂いも付くし、他のお客様にも迷惑が掛かる』という当たり前の話が出ました。 
 
こちらに来てから考えようと思っていたので、その話は意外でもなく、早速、こちらで預かってくれる人を探しました。 
 
こういう時に頼りになるのが地元で不動産業を営んでいるKさんです。 
彼との最初の出会いも、私の東京の友人が原野商法で騙されて購入した伊達の不動産を見に連れて行ってもらったことからですから・・・・。 
Kさんはすぐに携帯電話で誰かに連絡し、すぐに『大丈夫そうだ』と心強い回答でした。 
 
13日に竹原町に住んでいる動物好きのMさん夫婦の家に面接に行 
きました。Mさんは新築の家に犬を2匹、猫を2匹飼っています。 
1階は犬専用、2階は猫専用となっており、人間は隅の方で小さくなって住まわせてもらっているという感じです。 
 
 
大型犬のボルゾイと、なんだか由緒正しそうな小型犬が出迎えてくれました。猫は2匹共、血統証付きの種類の違うものが交配したらしい雑種だそうですが、見た目は立派です。 
 
我が家のラーちゃんは見知らぬM家の猫にビビッていまして、いつもと違い、小さな声で『シュー』なんて言っています。 
『これなら大丈夫そうだ』という丸谷さんの許可が出て、今日から里子に出しました。もし2~3日で『やはり駄目だった』なんて言われて返されたら、その時はまた親切なKさんにすがるより方法がありません。 
 
 
野良猫だったラーちゃんは紛争の国『ウズベキスタン』から日本に来て、やっと小金井で落ち着けたと思ったら、勝手な飼い主の為に車とカーフェリーに乗せられて伊達まで連れてこられ、コテージで落ち着いたと思ったら、里子に出されていまうという激動の人生を生きています。 
人生も猫生も先はどうなるか分からないものです。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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