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[2008.05.01]
■ボケと勘違いは同じではない・・と思いたい
デジカメクラブの4月の会合を我が家で開いた。 
集まったのは全部で8人で、現役は2人だった。 
1人は近くの会社の社長で、もう1人はこのクラブの会長のM君で週に2日だけ会社に出勤する役員という恵まれた人だ。 
 
前会長のN君は大学の専務理事になってしまい、忙しくて殆ど会合には出られなくなってしまった。 
『社会のお役に立てる人はそうした方が良い』というのが私の考えだ。そうなると残りの6人は社会のお役に立てないのか?とクレームが来そうだ。そこは個人的な問題なので、よく分らない。 


議題は『1000人の写真展への出品』、『母校の文化祭への出品』、『5月の課題の撮影旅行』と議題は進む。 
それが終り、N君から私が預かっているA3プリンターでの試し刷りをすることになった。今まではA4で出展していたが、A3でプリントしてみると迫力が違う。 
 
 
私は皆が来る前に準備をして試し刷りもして、全てOKとの確認もしてある。 
先ず、会長のM君が用意したCDを私のパソコンにセットして、プリントしたい画像を呼び出してから、いよいよプリントになる・・・・筈であった。 
 
M君は自分で持参したA3のフォトマット紙を私に手渡した。 
私はそれをプリンターにセットする。そして、印刷ボタンを押した。するとすぐにエラーのメッセージが出た。 
『用紙が正しくセットされていません』と紙詰りの表示が出た。その原因はすぐに分かった。 
なんとM君が私に渡したのは写真用紙ではなく、箱に一緒に入っていた台紙の厚い紙だったのだ。 
 
受け取った私もボケていたらしい。 
『少し厚いなー』とは感じていたのだから・・。 
それからが大変だった。どこがどうなったのか、何をやっても動かない。30~40分して、H君のアドバイスでそれをやってみたら、やっと直った。 
年をとるということはこういうことなのだな~。 
こうやってみんな私と一緒に、段々と認知症になって行くのだな~。 
 
 
(おまけの話) 
最近は同級生が集まるとボケの話がよく出る。 
みな66歳であるから、自分がボケていても気が付かない年齢となった。 
よく女房と話をしていると、『その話はもう3回目よ』なんて言われる。でもこれはコミュニケーションなのだから、何回言っても構わないと私は思っている。 
 
そんなに毎日、次々と目新しいことが起きる年齢じゃないんだから、段々と古い話を繰り返すことが多くなるのは仕方ない。 
『一度話したことは二度と話してはいけない』なんてルールがあったら、夫婦は殆ど黙っていることになり、家庭から会話が無くなってしまう。 
 
ところが、女房の方は自分では気が付かないでいるが、同じ話を何回もする。 
でも、私はそんな時は初めて聞くような顔をして、『その話は3回目だ』なんて決して言わない。それを言った為に、その後が険悪になる恐れがあるからだ。 
 
その話を集まった友人達に話したら、『えー、みんなの家でもそうなの?どこの家庭でも同じなんだな~。女房達はこのことを知らないんだろうなー』という結論に達して、会合は同類相哀れみながら仲良くお開きになった。 
 
これを読んでいるRさんの奥さんへ。お宅では如何ですかー? 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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