■実行委員会はいつも居酒屋で
ハワイでの仏像展が成功したことに気を良くして、今度は『北海道伊達市の大雄寺で仏像展をやろう』と私が言い出したことにE先生は嫌な顔もせず賛同してくれた。北海道は本州の人にとっては憧れの地である。 その北海道の伊達市で仏像展を開催となれば、行きたい人は沢山居るだろうというのが私の読みである。
その計画を実現させるためには、先ずは実行員会を立ち上げる必要がある。これは『仏像 in ハワイ』で経験済みである。
そこで取りあえず私の通っている中野坂上教室のメンバーを中心に委員会立ち上げてを集まることになった。
こういう場合は先生の希望を入れて、場所はいつも居酒屋となるのである。『お酒が入った方が意見が出易い』と言う先生の話だが、酒の飲めない私はどうすればいいんだー。
新宿西口の思い出横丁の傍のいつもの居酒屋『天狗』に6名が集合した。
私の用意した資料を基に検討会が始まる。
開催日、場所、費用、交通手段、宿泊場所、観光、募集時期など決めることが沢山ある。
費用に付いては宿泊予定先のホテル・ローヤルと観光バスの悠々観光の協力でかなり安く出来そうである。
最近は東京のディスカウント旅行社が『北海道2泊3日、全食事付き2万9800円』なんてバカバカしい価格の目玉商品を広告で煽るので、我々がかなり無理して安く計画しても安く感じてくれないというジレンマがある。
これから何回かの委員会を開催して実現に漕ぎ着けたい。その時までには私から伊達市の友人達にかなり無理をお願いすることになると思うが、これも私が伊達を愛するからであり、多くの人達に伊達に来て欲しいと思っているからと善意に解釈して欲しいと願っている。
伊達市役所の担当者からの連絡でも、かなりの協力が期待できそうだ。
開催日は9月27日(土)と28日(日)。場所は大雄寺です。多くの方々のご来訪をお待ちしています。(無料です)
(おまけの話)
酒を飲まない私が酒のことを言うと誤解されることが多い。
でも、今回はネタが切れたので、誤解を承知で書いてみたが、私がケチだと思われると困る。
私の女房は独身の時に結婚相手としての駄目な条件として、『ハゲ』、『ケチ』、『出っ歯』を挙げていたという話を仲人から聞いた。
それに合格したのだから、私はケチではないと思っている。
1、酒を飲む人も、飲まない人も割り勘というのは変だ。
同じメンバーでレストランに行った場合は各自が自分の食べた分を支払っているのだから、酒の場合もアメリカ方式で同じにしたらどうか?
日本社会ではそれは難しいので、私はいつも料理を沢山注文している。
そうすると、それが非難される。その道理がよく分らない。
2、同じグループに女性が居ると、割り勘の時に幹事は女性は安くする。
女性といっても大酒を飲んでいる。なんか変だ。
しかも60歳を過ぎてもなお女性扱いするなんて!。男も女も60を過ぎると中性化して来るので、そんな差別は止めよう。でも、20代の女性なら安くしてあげてもいいなー。
3、グループで行った時に私は先に帰ることがある。
その時にお勘定で困る。まだみんなは帰らないのだから会計が出来ない。
後日、『あの時は誰が支払ったの?そして、幾ら?』と聞くと誰もよく分らない。誰かが支払ったらしいが、それでよいのか?それじゃ、お礼も言えない。
酒飲みはそんなアバウトなところで付き合うからこそ、楽しいのかもしれない。
でも、素面の時に、『あの人はいつも勘定の時に居なくなる』なんて話を聞くと、酒飲みも案外、酔った振りをして気にしているんだと判る。
でも、そんな愛すべき酒飲みを私は嫌いじゃない。