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[2008.07.11]
■マスコミの迷惑情報
インターネットをやっていると迷惑メールが問題である。 
しかしこれは迷惑メールとハッキリ分かるので、対策は立て易い。 
ところが誰もが無条件で信用してしまうマスコミとなると、話は全く違って来る。 


ある時、ノンフィクション作家のKHさんという人から『夕刊フジの記事で伊達市を取り上げるので、その中で橋本さんに協力してもらえないだろうか?』と電話があった。 
以前、彼には仮名『伊達物語』の取材で東京で会ったことがある。 
 
 
電話のあったその時はゴルフの最中で、『以前の取材の中から使わせてもらう』と言っていたので、伊達市のお役に立つならとOKを出した。 
ところが、送られて来た記事を見て驚いた。 
『市内で庭付き一戸建てが5万円で借りられる。 
 
伊達市近郊なら500万円台後半で家庭菜園の出来る庭付き一戸建てを買える』と私が言っているように書かれている。 
こんなありもしない情報を信用して伊達に移住しようと考える人がいたら、誰に責任を取ってもらえばいいのだろうか? 
 
そんな嘘情報を垂れ流すマスコミに怒ろうにも、もう世に出た情報は回収できない。 
今までも伊達市のお役に立つならと、得にもならないのにプライバシーを公開して来た私だが、もう止めたくなった。 
 
でも、伊達を愛する私はほとぼりが覚めるとまた『伊達市のお役に立てるなら』と取材に協力してしまうんだろうなー。 
 
マスコミのみなさん。もう少し自分の書く記事には責任を持ってくれー! 
夕刊フジにクレームを付けたら、『KHさんと相談してみます』と返信があったが、1週間も経つのに回答が無い。(怒) 
 
 
(おまけの話) 
マスコミから取材を受けた経験のある人はそうはいないと思う。 
普通の日本人の生活をしている限り、取材を受けることは無い。私も以前はそうだった。 
最初に受けたのが『北海道新聞』であった。 
 
その時の記者はSさんといい、今は札幌局に在籍している。 
先日はそのSさんが伊達に来たので、一緒にゴルフをした。Sさんは『橋本ブームに火を付けたのは私だよなー』と言っていた。 
 
それ以来、色々な場面で取材を受けるようになった。 
テレビにも何回も出た。 
普通の人は取材を受けると報酬が出るのかどうかに興味があると思う。 
そこでお答えします。 
取材には報酬が出ないと思った方が間違いない。 
 
NHKの取材では東京から自費で伊達市に来て、ホテルに自費で泊ってお礼はゴルフボール12個だけだった。 
新聞の取材は何も出ない。 
雑誌の場合で僅かなお礼があった。でも、取材はなく、私が資料を作り、写真も送ったのである。 
本の取材では私が資料を作って渡したのに、お礼は帝国ホテルで昼食だけだった。 
要は誤解を受けるような記事に協力しても、なにも得することは無いというのが結論である。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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