■中国からオリンピック情報
オリンピックと言えば私の世代では『東京オリンピック』である。あの頃は結構、入れ込んで見ていた。 ところが今回の北京オリンピックとなると、あまり興味が湧かない。
その理由の1つにテレビの問題がある。
コテージでは画面の小さい古い形のテレビの上に、電波状態が悪くていつも縞模様が入っいる。見ているとかなり疲れるので、寝てしまう。
この北京オリンピックは現地でどうなっているのかが気になった。するといつものように上海のKさんがメールで知らせてくれた。
下記のメールは上海の日系企業の中国人幹部がK社長にメールで問い合わせて来たものを転送してくれたものである。
『2008年8月8日の日は中国歴史上初めて五輪大会を行いますので、うちの社員達が開会式を見たい希望があり、先ほど乳井さんから話をしてくれました。そしたら中班の人が午後二時半から六時半まで仕事し、三十分食事をして、七時に退社させ、半日出勤として、残り半日自分の残業時間と相殺する。各部署と確認したが、生産状況は問題がないです。以上の報告で総経理の許可を待ちます。』
それに対するK社長のメールは下記のようなものであった。『注意事項として、該当する人たちが、代替の残業を確実に行ったことを確認してください。
質問ですが、殆どのワーカーはテレビが無いと思うけど・・・それともみんな今は部屋にあるのですか?。テレビのない人はどこで見るのですか。電気屋の前に群がって見るの?』
今の中国はこのメールにあるような環境なのに、あんなに派手な開会式をやっているが、大丈夫かなー?
なぜか他人事ながら違和感を感じてしまう私だった。
(おまけの話)
私には色々な友人がいるが、オリンピック選手はいない。
高校時代の体育の先生はオリンピックに出た金子先生という人だった。
ところで、オリンピックの金メダルを触ったことがありますか?私はあります。
体操の塚本光男選手の講演会に行った時に私は触らせてもらった。
金メダルというのは金無垢で出来ている物かと思った。
ところがただの金メッキのメダルだったので、ガッカリした覚えがある。
オリンピックで金メダルを取ると、その後もズーと講演などの仕事が入る。やはり世界一の値打ちは金メッキのメダルでは計り知れない重いものがあるようだ。
それに引き換え、私は過去を語っても誰もお金を払ってくれない。
でも、過去の栄光で飯が食えるという人が羨ましいなー。
(おまけのおまけ)
柔道の試合を見ていて違和感があった。
あれじゃ、まるでレスリングである。
『柔よく剛を制す』が柔道ではなかったのか?