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[2008.09.19]
■我が儘放題で帰って行った友たち(3)
万世閣に泊まる3人と一緒に天然掛け流し温泉に浸かり、その後ホテルで食事を共にした。 
食事はバイキング方式で、これはオヤジ向きでなかった。 
その後、『伊達の錦町のスナックに行こう』と言う友と、『遠いから嫌だ』という2組に意見が別れた。どちらも譲らない。 
これがオヤジの特徴だ。 
私が『それでは私はコテージに帰る』ということで、なんとなくお開きとなった。 


コテージで休んでいると、『洞爺湖で花火があるので出て来ないか?』とホテル組から電話があった。 
『ここからでも花火は見えるから行かない』と断って、M君とゆっくりする。 
後で彼らに聞いたら、Xさんがホテルの部屋の件で謝りに来たそうだ。 
 
翌日は早朝からM君とらくようキノコを探しにカートでコースに出る。生憎、気温が高くて、らくようは出ていない。 
 
 
午前9時になり、万世閣組の3人がコテージにやって来た。今日の予定を話し合うが、勝手なことばかり言うので、全く決まらない。 
やっと決まった案は、『東室蘭でラーメンを食べる。 
そして、登別温泉で日帰り入浴をして、2時に登別インターから高速に乗る』という案であった。 
 
結局は、やはりそのどちらも実行できず、『それぞれが勝手なことを言い、それぞれが勝手に楽しみ』、そしてお土産を山ほど買い込んで帰って行った。 
でも、それがまた楽しいから可笑しい。 
子供の頃から数えて、54年間の付き合いとはそういうものなのだ。 
 
(おまけの話) 
洞爺湖温泉の万世閣からコテージにやって来たI君が意外なことを言った。 
『部屋の鍵を持って来てしまった』・・・と。 
『なぜ支払いの時に出さなかったの?』と聞くと、その答えに納得した。 
 
I君が会計の為にフロントに行くと、『OOさん、チェックアウトですか?』と言うので、『そうです』と答えて支払いをした。 
通常はフロントに鍵を出して、部屋番号を確認してから会計になる。 
それが、前夜の『シングル3つ事件』ですっかりフロントで有名人となってしまったI君は、その手順を踏むことがなかった。 
それで、鍵を出すのを忘れて帰って来てしまったと言う。 
納得である。 
 
でも、ホテルマンとしては『鍵をお願いします』と言うべきであった。 
仕方なく、コテージからホテルに電話をして、その鍵をトーヤレイクヒルGCのフロントに預けておくことにさせてもらった。 
そして、オヤジ達は色々と問題を起こして、帰って行った。 
でも、それがオヤジの特徴でもあるのだから、仕方ないかー。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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