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[2008.09.24]
■蛇のいる秘湯に行く
東京から来た友人達が去り、少し静かになった。 
ところが休む間もなく、その翌日に秘湯巡りの旅を計画していた。 
市内のTさん、Hさん、Sさん、そしてただ1人の女性参加者のCさんと私の5人で温泉に行った。 
今回もHさんが企画したもので、薬師温泉と鯉川温泉に行った。彼はなかなかの温泉通で、私が東京で主宰している秘湯研究会のメンバーにしたいくらいだ。 


9時に伊達市を出発して、先ずは蘭越の薬師温泉に行く。 
車を停めて建物を見ると、かなりくたびれている様子が覗える。300円を支払い、風呂場に向かう。透明な湯と濁り湯の2種類がある。 
 
脱衣所で服を脱いでいたら、隣からCさんの叫び声が聞こえた。何を言っているのかは分からないが、どうも蛇という単語が聞こえたような気がした。 
元柔道家の体格の良いSさんは、『俺は駄目だ』と言って、助けに行こうともしない。 
仕方なく私が腰にバスタオルを巻いた姿で助っ人に行く。 
 
女性の脱衣所の入口付近に蛇がクネクネと動いている。 
長さは1メートル以上はありそうだ。 
 
 
毒蛇かもしれないと思い、係のオバちゃんを呼んで片付けてもらう。 
オバちゃんは箒と塵取りを持って駆け付けて来て、蛇を掴んで窓から外に放り出す作戦のようだ。 
ところが、そのオバちゃんは、なんと私の足元で蛇を取り落とす。私は焦った。 
オバちゃんはなんとか捕まえて窓から出した。 
 
風呂場から出て来ないSさんは、『もう嫌だ』とばかりに、もう1つの濁り湯には行かなかった。 
ここのお湯は炭酸を含んでいるらしく、胸まである深さの風呂の足元からブクブクと泡が湧いて来る。 
足元からお湯が湧いて来る珍しい天然温泉であった。 
そんな山奥の秘湯では、蛇も出てなんら不思議ではない。 
 
蛇からは逃げまくっていたSさんであったが、昼飯に食べたジンギスカンでは逃げることなく、1人で3人前は食べただろうと私は睨んでいる。 
 
(おまけの話) 
薬師温泉の後は鯉川温泉に行った、ここは『日本秘湯を守る会』のメンバーにもなっている正しい、清潔な天然掛け流し温泉であった。 
 
 
その後、食事をして、美術館で絵画を見て、京極の湧水で名物のコロッケを食べてと、俗っぽい観光客となる。 
連休の中日のせいか、俗世界の観光地はどこでも混んでいる。 
北海道は人が少ないと思っていたが、田舎の観光地で駐車場に入れないという経験を初めてした。 
 
夕方5時に伊達に戻ったが、Tさんはカボチャの収穫が気になっている。 
そこで私も腹を空かせる為にカボチャの収穫を手伝う。 
1時間も掛けて96個のカボチャを採ってハウスに運んだら、汗びっしょりとなってしまった。 
今日の企画はどうやら逆のようで、カボチャの収穫を終えてから温泉に行く方が良かったのでは・・・・。 
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▼コメント(3)
名前:びせんだい  2008.09.24 19:21:52
potさん、コメントありがとうございました!ひとまず安心いたしました。ところでマムシは北海道の野山に生息しているのでしょうか?にわかアウトドア派の私は、熊、蜂、蚊、ダニ、そして日焼け対策で一杯、一杯なのです。どなたか教えてくださーい。 
名前:pot  2008.09.24 13:11:09
蛇ですが、頭小さいようだしマムシの特長ではないですね。向こうから威嚇もしてこないタイプでしょう。いずれにしてもかまうと身を守るために咬んでくるので毒が無くてもいやですねえ。向こうのほうが怖がっていると思いますよ。(笑)  
それにしても気持ち良さそうですね。  
北海道の温泉は野性味があるのでしょうかねえ。 
名前:びせんだい  2008.09.24 09:33:00
ぎゃー!ヘビィなヘビではないですか?もしかして『マムシ?』蛇に詳しい方、どうぞ教えてください!(怖) 

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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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